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2014年4月23日 (水)

R/Rの設定説明(2) #バトルの時間

前回に続き、SSの設定解説です。お待たせしました;;
前回のメインキャラに続き、今回はサブキャラクター編です。
楽しんで頂ければ幸いです。

・キャラクター個別(登場順) つづき
トリフェーン(L+)…レジェンドという「都合」の代弁者。
最初にレジェンドという存在について私感なのですが、どの生徒でもなり得ると思っています。言い方悪いですがスイートピーがなっているくらいなので。ファクトリーセッティングではなく、超進化的な扱い。求める力居たい場所、そういった物への渇望が極端に強まった時に、飛び越してしまう、と。御三家だけは最初からこれを目指して作られたとみていますが、他の生徒については…発狂と紙一重というか、もしかするとIFSは宇宙人でなく、レジェンドになれなかった生徒の成れの果てなのかなとか思うことも。

どうやってレジェンドに、ってエピソードは、サービスが続いていれば確実にあったと思っているんですが、上記の要素を満たすには力こそが結論というマインドセットで落ち着いた時にそうなっているのではと。なので、スイートピーLが私は怖いです。彼女の場合先生の隣に居ることを渇望した末に力を求めたとみてますので、あの破壊力のベクトルは先生以外の全てに見えるので(このへんがIFSに繋がって見える部分)。

能力については『際立って高い』、それこそ既存技術でわからないところがあるレベルで、と思っていますが、劇中で語られる経験による戦闘力向上・ゲーム内で言うところの攻撃力倍率をレジェンドは得にくいという諸刃の存在だと思います。目標が定まり自身の力への納得ができている=完成で、急激に成長が遅くなる=授業の進捗が落ちるのも、もはや外部から提示できる成長のきっかけがほとんど残っていないためと考えます。
しかもレジェンドプラスともなればなおさらです。

なめこ先生のご尽力で、レジェンドの高感情が複数居たとしても、どうあっても通常攻撃数値は10万に達しない(そのマイナス10でしたっけ?が上限)事も判明しています。正直なところ、これゲームシステム的に不要なキャップだと思うんですよね;そこまで育てるのにどれだけの時間と財産を犠牲にする必要があったのか、なんとなくわかってますし。なのでこれは仕様でなく設定だと思っています。『個々の究極の納得は全体の完全な合意をみない』という皮肉であると。故に力は合わせられない、と。

言ってみれば、思い通りにならなくなるや八方塞がりになるか、全て受け入れるかの二択の存在なわけです。レジェンドがリーダースキルに秀でない(スイートピー除き)のは、意味があるのかもしれません。

それを踏まえた上でトリフェーン。デビュー当初からパワーで押し切る長距離砲撃型です。狙撃ではなく砲撃。御三家が当初から揃ってやってくる事はないのですが、元々彼女たちの役割分担と攻撃フローは、
:ピーチ索敵、発見
:トリフェーン後方から砲撃し、突破口を作る
:プリメラが突撃し各個撃破
:ピーチ再索敵、敵の分布状況を把握
:トリフェーン、プリメラから離れた場所に密集する敵に砲撃
:プリメラ、残存敵を撃破、(あれば)目標確保
となっている筈です。

現代戦に明るい方ならおわかりかと思いますが、これはオープンコンバット(開けた地形で行う戦闘)のセオリーで、昨今メインである都市戦や要人確保(加えるなら暗殺も)には向きません。低い威力の武器は決して無価値ではありません。ゲームシステム上じゃんけん状態はあれど、それをチーム構成で乗り切る柔軟性がなかった以上、あの世界において基本チーム構成は能力の優劣で決まっています。しかし、お話にした時にそれでOKとはなりません。ダイアスポアに捕物は無理ですし、ライチがIFSと対峙したらお通夜でしょう。

というわけでトリフェーンは、御三家で最も出番を選ぶ存在です。スナイパースキルに関連する発言を彼女の口から散見しますが、ビーム兵器で焼き払うのにそういった要素は一切関係ありません。

実は、当初予定していた物語の締めは別で、IFS討伐後に西エリアの汎用型大発生と迷い込んだ生徒の確保作戦に従事し、小回りが効かない上に施設破壊をしてしまい、生徒が命を落とす寸前の状況になったところで、チームが再結集してスムーズに連携して状況終了になる、という予定でした。でもそれではトリさんいいとこなし過ぎるので;展開は大雑把ですがあの形に落ち着きました。

プリメラに諭される形で納得を得ていますが、トリフェーンの孤独に理解者がいるとして、それはダイアスポアぐらいかもしれません。今回の話の中で、御三家の生徒は様々な先生の元で持ち回りで生徒として入る、先生のための教材的な位置であると同時に、他の生徒よりはるかに多くの状況を経験することで、感情値と別な方向の成長を加速させている、という定義をしていました。三人は愛されキャラである以前にコストの倍以上の働きができる優秀な生徒なので。

主人公の先生の最初のチームは、トリフェーン・デュボネ・エスメラルダ・マシュマロ・ポピーRで、既に様々な現場を経験しているトリフェーンがリーダーを務めていました。トリフェーンとエスメラルダによる制圧能力は優秀で、単純な殲滅戦で威力を発揮し続けました。しかし。ある生徒を説得するミッションで、生徒とチームだけで対話する状況を作ろうとした折に、その前段階の制圧で汎用型をオーバーキルしてしまい、結果的に対話の機会を失ってしまいます。

その時、主人公=先生自身が初めて指揮に入り、リーダーをポピーRとして再度作戦に挑み、懸命に息を殺して戦うポピーRをマシュマロが回復する形で進めたところ、今度は二人が囲まれる事態になってしまいます。しかし、作戦は成功します。デュボネが徹底した情報把握を行った上で、ポピーRが発見され敵が集結するまさにそのタイミングで、生徒の確保に成功したのです。確保までの道筋でデュボネはほんの数体の動きを止めただけ、生徒確保後にエスメラルダの魔法による空間殲滅で生徒を取り巻いていた汎用型も排除し、結果的にポピーRが負傷したものの、デュボネという生徒の役割をチーム、そして先生が理解します。

出番を貰えなかったトリフェーンに先生は詫びますが、撃つことすら叶わなかった状況以上に、自身の居たい場所と居られる場所の齟齬に悩むことになります。デュボネとの関係も微妙になってしまいます。彼女がリーダーの作戦でも、敵の一極化という状況を作り効率よく制圧するのに貢献してくれたデュボネを、トリフェーンは尊敬していたので。劇中、彼女がデュボネを「マークスマンの彼女」と呼んだのは嫉妬。デュボネは本来近衛兵候補であり、対象を安全に確保する類の戦闘は全般こなすのです。

女性の先生に出会ったのは初めてで、役に立てる嬉しさに気持ちを踊らせていたところ、結果的に挫折感を味わってしまったトリフェーンは、その事を気にかけていました。しかし件の作戦以降、トリフェーンは制圧の専門家として転戦することとなり、局地戦担当となった主人公との距離は離れる一方となります。

そしてIFSが現れた時。彼女はこの殲滅戦を最後まで完遂できるのは自分だけという意識の元、究極の砲手・レジェンドへと進化します。そして、ある筈だった先生との時間を取り戻しに向かったのです。

自らがプリンセスシリーズである以上、そのような時間は元より無かったという現実から、デュボネの存在を意識することで目を逸らしながら。

彼女はレジェンドがいかなるものかという点について結論を得ますが、それは同時に個人的な感傷との決別でもありました。得ると失うの表裏一体から、彼女は「得た」という納得で成長します。

レジェンドになること、それは私情から切り離されること。
それで皆が幸せになるのなら、と真に思えるようになること。
そしてそれを自らの幸せとすること。

彼女たちは伝説という名を背負った悲劇かもしれません。

劇中の仕様については特に言及はないです、ゲーム中のトリフェーンL+の能力はあれくらいでしょう。飛行能力については、それらしい描写がカードにないのでつけていません。地に足がついていた方がそれっぽい(空中から砲撃しても衝撃で後退しない仕様ではあると思うのですが)ので、それでいいと思います。「大気圏外から落下してもかすり傷ですけど」は大袈裟な設定だと思っていません。世界的ヒット作であるHaloの主役であるマスターチーフと、その同期生であるスパルタン2の面々は、強化人間に強化外骨格を施した程度の存在ですが、その性能をクリアしています。(今まで発売されている作品中、2回落ちている筈です)

余談ですが、トリさんはバイザーなしの方が好きです。

アーモンド…平和のための戦争を嘲笑で一蹴する、現実主義のモラリスト。
GRをきちんと育てた方ならご存知かと思いますが、メンタルの不調で体調も崩すという、おおよそアンドロイドに不要と思われるレベルで人類をなぞった精神設計を持つ少女です。

絵画を愛するのは現実より内面世界に重きを置いているが故で、それは現実を軽視しているのではなく、感受性が高すぎるために現実に失望しているせいと推測します。

理想の内的世界をアウトプットする事に幸福感を覚える点において、文章と絵画という差異はあれ、デュボネとの親和性が高かったのだと思います。計算がこうだから事実は揺るがない、現状に矛盾があってもプロセスとしてこの道を迂回せず問題は解決しないという理論的な証明について、把握した上で「その事に納得ができる人・できない人」で単純にできる人を軽蔑している部分があるように思います。ただ、同じ葛藤を抱えた上で一回りして諦めに転じた姉・ベランディについては、議論にぶれがなく数歩先の意見を提示してくれる事から、尊敬しています。

自分がまだ子供であるという意識が姉の存在から内在するが故に、子供である自分より低い精神論を展開する自称年上が嫌いです。故に周囲からの評価は人見知りと普通に二分化されます。

アロマによる心療を好むのは、解消できない現実から少しでも自身のメンタルをニュートラルに近づける術として、だと思われます。デュボネも突然涙を流すほどの精神領域の持ち主ですから、この二人が結びつくのは私の中では必然です。ソウルシスターです(笑)。

アンドロイドとして。プリンセスシリーズで実践された「ジェネレーターを内蔵するバイオ体」。研究費度外視で設計された、汎用性の高い人類の切り札的な彼女たちに続く、より用途を絞る代わりに常識的な開発費でジェネレーター内蔵を果たしたシリーズのひとり。

開発者がバイオ体のメリットとして認識していたのは、人間のそれに近い脳構造に由来する精神感応。一歩踏み込んで、メカニカル体で扱うレベルの武器を、意識に直結するかたちで物理的に、感覚に沿うかたちで正確に操ること。

数ある武装の中からテーマとして選ばれたのは、破壊衝動に直結するフィロソフィを持つ近接武装。中でも使用者の衝動・相手の恐怖感に直結する大型刀剣。通常装備の大型刀剣は筋力強化されたバイオ体でも利用可能なので、その先にあるもの。
到達した結論は、分離・断片化でリーチを広げ、最も有効な角度で刃をさし込み効率よく両断、防御時も視覚的な反応に即応し配置され、安全な角度で攻撃をいなすタイプの刀剣。

角の姿を持つジェネレーターは、特定の指向性の脳内電流を強化する特色を持つ。より強い衝動が働いた時に制御系に分配される出力が増す設計。
当初はこのジェネレーターで分離した武器の制御も行う予定だったが、分離前の手持ちの状態の扱いを軽快にするところまでが限界で、分離した刃を飛ばすエネルギーもその状態を神経レベルでやり取りする通信波も不足していた。
そのため稼働エネルギーを与えながら常時本体とエネルギーラインで直結し詳細に状態をやり取りするためのアンテナシステムが考案される。木の葉状のアンテナを側頭部に取り付け(ジェネレーター共々最内層は頭蓋と一体化設計で、脳の神経とも密に繋がりがあるが、トラブル回避のためフィルター層を経て外部取り付けされるため、外すことは可能である)ることで機能の安定を得る設計で、機械的実装に擬似脳波を加えて行った技術試験では制御に成功したものの、実験に関わったアンドロイドに実装した当初はシステムが稼働しなかった。しかし、様々な試験を重ねるうち、感情が高まると稼働に十分な出力が得られるようになる。
ところが、今度は感情が高まりすぎると出力が上がりすぎて、故障や暴走に繋がる事故が続発。また、元々高いメンタリティを要求するシステムであるため、アンドロイドの精神の浮き沈みで性能に著しくムラが出るという問題も。
その解決のために改良を加えたアンテナシステムが、現在アーモンドたち姉妹が装備する開閉型である。一定の感情値を保っていない場合発動せず閉じたままで、使用に耐える感情値を得た場合に開き、外側に露出した反射部で安定化を図っている。余剰エネルギーはそのまま放電状にジェネレーターに戻され、不足した場合はジェネレーターのコンデンサー部分から同じように供給される。

彼女たち姉妹が感情値を一定以上にしないと得物を分割しないのは、このためである。ちなみに角が多いと運動エネルギーが増す、という当初仕様は、アーモンドがGR仕様に成長した時期に改善され、現在は角の本数による性能差はほぼない。
アンテナは感情値上昇後でも閉じる事が可能で、平時は閉じている事が多い。連接設計の角は可動。

この武装制御系以外は戦闘用のバイオ体とほぼ同様のフィジカルスペック。ただしベランディはコンペティションモデルとして設計されているため、全般に一回り性能で上回る。アーモンドはショーモデルであり、見た目の美しさを追求された存在。こう書くとキゥイは没個性で残念な子という印象が生まれるかもしれないが、上記のシステムテストベッド個体は他ならぬ彼女であり、精神設計や見た目が幼いものの、ロールアウトが一番早かったのも彼女である。



アーモンドの先生…私立探偵から諜報機関のエージェントを経て先生となった異例の存在。ガタイが良すぎて探偵に向かないと言われ、加えてPMC等からのスカウトも多数受けていたものの、着実に探偵としての実績を重ねる。

個人を偽装してある国から受けた依頼を、その困難さに関わらず解決した上で依頼主を見抜いたのがきっかけで、当該国から懸賞金つき指名手配になるも、母国が公務員として引き抜き事件を公にしたため危険を免れる。

フィジカル能力の優秀さ以上に頭脳派で、シニカルな性格もありエージェントとしてのキャリアの大半をデスクワークだけで済ませていたところで宇宙人案件と遭遇、根本的な解決の最短ルートに身を置くべく先生となる。

アンダーグラウンドな荒っぽさ・ハードボイルドな志向と、理知的な部分・情の厚さが同居する無頼漢。漁師町の生まれで料理が(勿論釣りも)上手。「春の小径にて」で描かれた先生とは別人。三十代後半。

作中時点でのチームオーダーはアオイ(リーダー、SWよりさらに更新後の設定)・アッサム・バーボン・アーモンド・オニキスで、アーモンド欠員時の補充はグラジオラス。

飲み物を切らすと思考が鈍る、というポリシーがあり、アルコール以外の飲み物をよく飲んでいる。劇中主人公に勧めたのはブレンドハーブティにミルクとメイプルシロップが入った「ナチュラルエナジーティー」なる飲み物。飲み物を通じたプロファイリングが大学の卒論で、彼はその印税収入で探偵事務所を興した。

「女は男を胃袋で捕まえるそうだが、男は舌で女を捕まえるのさ」という言葉の通り、生徒からの人気は高い。


ダイアスポア…学園最大の生徒で、生徒と言っても参加できる授業や生徒会活動にそのサイズ故に制約があるため、担任を持たない。よく知られた生徒なのにその正体を皆知らず、筆者もここでは言及しない模様(伏線)。

ひとつだけ確かなことは、生徒や先生だけでなく民間人にさえも、その巨体ゆえ迷惑をかけているにも関わらずとても愛されている、ということ。

その愛されっぷりは、愛を振り撒くのがアイデンティティであるミルフィーユの存在を脅かしているとの説があるが、互いに面識も存在認知もない模様。

学園内を彷徨っているところをよく手伝いに駆り出される。
迷惑をかけていることを密かに悩んでいるので(伏線)、頼まれて嫌と言うことはあまりない。今回もいつもの調子であの紫の髪の子(忘れられがちであるが、ダイアスポアは指示代名詞の女王である)からの頼まれ事を快諾する。



エメラルド…メカニカル体で屈指の人気を誇る美人生徒。機械の娘なんて、という偏見を持った人物を次々改宗させたことで、関連団体から賞を貰った事もある。

本作においてはFS準拠の仕様であり、超高機動型の砲撃戦要員としてトリフェーンに召集された。しかしながらIFS殲滅戦の重要メンバーであることに変わりはなく、遅れること数日、前線入りしている。

ちなみにコスチュームはミリタリー系カジュアル。古着屋で購入したものの「その服じゃ攻撃受けたら裸になっちゃうわよ!」というキゥイのツッコミで、若干ゴスパンクアレンジ+フリル増し増しが入りつつ最新素材で仕立て直してもらったものを着ている。描いてもいいのよ?



ライラック…ご存知アンドロイド界の王(自称)。自身で実戦テストを重ね、自身の経験と好みを元に後発装備を完成させた、エンジニア気質も兼ね備える優秀なハンター。

どうやって開発資金を得ているか等謎が多いが、どうも支援団体が存在し、開発に関わる人材もそこから派遣されている模様。汎用動甲冑のテストパイロットを辞した後も、バイオ体アンドロイドの究極の姿を彼女に期待する層から援助は絶えない。レジェンドという閉塞で歩みを止めてほしくない、という層と、王の座を確たるものとし、レジェンドとして覚醒してほしいという層が存在するが、本人は装備増強に夢中なため、バイオ体としての進化にあまり興味はない模様。

新装備のテスト中にジニアからの連絡を受け、すぐに自身の手で装備を点検分解しパッケージング、手元に置いて折を見ては調整していたアンシャンテ・ローズの武装とともにダイアスポアに輸送を依頼した。ある事情から(伏線)彼女はダイアスポアに人一倍高い信頼を寄せている。

今回の装備はオリジナル、ライラックHS(Heavy Striker)。装甲表面から貫通内部炸裂系のライフルダーツを雨のようにブチまけた後、浸透爆発系の液化爆弾をリニア式投擲装置でブチまけ、最後にセルオートマトン抑止/電子系破壊/金属類のミキサー効果破壊用の高磁力弾をグラビティキャノンで叩き込む、対艦対要塞装備と称したライラック考案のIFS001A/B両対応装備。

運用上の問題として一回の補給につき一度しか攻撃できない(離脱支援用のレーザーファランクスを副腕に一組備えるものの)という難点があるものの、装填はコンテナパック式で数十秒で行える上、最前線と補給地点を高速で往復するためにクルーズモードへの変形が可能なので、連戦にも対応できる。序盤では一撃必殺の威力を誇ったが、最終的には誘導性の低さをテクニックで補ってやっとでBの片腕を消失させるのが限度となった。

IFSの自己修復機能を抑止する効果があるものの、頭部に用いても武器に装備したセンサーに狙われるため、末期は主に武装の破壊に用いられた。
勿論こんな物騒な武器で西エリアのモブちゃん狩りはできない(どれほどの爆装か規模で例えるとすると、一撃で練馬駐屯地が近所の都営住宅ごと更地になるレベル)ので、劇中離脱し大気圏に再突入した後、別装備へと空中換装している。



校長先生…なんだか謎が多い。パワードスーツ状のアーマーを身に纏っていて、バイザーがミラーコートされていて中が見えない上、あまりにも様々な事に首を突っ込むため職員室内では「中身当番制でたくさんいるんじゃね?」という説が浮上している。

先生側のレジェンドと呼ばれるとある先生の任命により校長の座についたものの、校長室は一人で寂しいのでよく職員室にやってくる。
よからぬ事を口走っては生徒たちによって校長室ごと砲撃の雨に曝されるが、翌日には建物ごと元通りになっている。

劇中、ライラックとロータスの担任である事が明かされる。他のメンバーはカエデ・ランディニ・エキナセア。近くエキナセアがアンドロイドとして初めて正式に教官から先生に昇格するため、ナタネを迎えてシステム強化を手伝う事になる模様。数少ない校長の過去情報に、建機・フォークリフトのオペレーターであり、重機でモブちゃんと戦っていたところを宇宙人に拉致られかけて、とある先生のチームに救助されそのまま先生になったらしい、という言い伝えがあるため。



エリカ…対IFS戦開始後に学園にやってきた生徒で、後期にやってきた生徒にしては珍しく色気押しでないため(スク水を着るタイミングを間違っているという指摘があるものの)女性教諭に大変かわいがられている。

本作においてはエメラルド共々トリフェーンにより召集された対IFS戦用メンバーだったものの、何故だか校長室に招かれ、ジャージ姿(黒のチャンピオン)で格ゲー対戦大会(お菓子食べ放題)に参加することとなる。エリカのブロッキング精度の高さは異常。

生い立ち。マーガレットの家を出たエンジニアが通常のバイオ体でのフィジカルスペック限界を目指して育成していた少女に、バイオ体で安全に扱える高性能武器を開発していたファクトリー(装備にロゴ入り)がスポンサー的に武器供与をしたことで、評価16の高機能バイオ体アンドロイドとして学園デビューを果たした、というのが本作においての設定。出番ないけど。IFS戦にはあまり参加せず、学園内で並行して発生した事件解決に従事していた。



ロータス…農機作業機メーカーが先端技術を結集し製作した、異色のメカニカル体アンドロイド。
農建機メーカーが占有する特殊技術はこの世界においても多く、小規模ラボや軍需系メーカーにないアイディアが多数盛り込まれている。防御において高い性能を発揮する鎖鎌の制御と、バイオ体のそれをはるかに凌駕する強度と機動性、そして格闘性能を誇る脚部の稼働に寄与する背部の大型ジェネレーターは内燃機関の設計理論を流用しており、レトロな見た目とうらはらに信頼性という面において群を抜いている。被ダメージ時の動的耐久性もきわめて高い。ジェネレーター自体の出力も本体質量比で比肩する生徒が稀と言えるほど。

しかしそういったメーカーの都合とは一切無関係に、普段の彼女は一般的な農家の娘よりはるかに自由な暮らしを謳歌している。メカニカル体にしては天然ボケ気味な点含め何か事情があると思われるが不明。

いつか生身に近い脚に換装し、アンドロイドという立場を隠して旅をするのが夢。その先の夢はお嫁さん。驚くほど普通の願いを持っているのは、そこに手が届かない事を漠然と感じているからかも。



プリメラ(L+)…バトルの時間における頂点。でありながら、立場上叶わないかもしれない普通の女性としての夢を内心では決して諦めないという「全ての生徒が内心持つ夢を希望に変えていく」天駆ける戦乙女。

レジェンドと御三家(プリンセスシリーズ)の考察はトリフェーンの項をご覧下さい。

全てを背負って戦う運命にありながら、普通の少女が思うような事を普通に言葉にして、喜びも悲しみも先生と共有したいという願いを素直に伝え続ける側面と「完成」という本来ない姿にともすると到達してしまっているのではないかと思わせるオーラという側面、二律背反という言葉が美しさだけを写しつつ体現された姿にも見えます。

レジェンドの考察をかいつまんで言えばぶっちゃけ突然変異なわけですが、そのヒントが彼女の体にあります。彼女たちの衣装はワンオフなわけで、着崩れる事はない筈なのですが、彼女の衣装はアンダーバストに皺が入っています。ビスチェに収まらないサイズにバストが育ちかけている証しです。場所が場所だけにやましい話題に見えますが、これは実は凄いことなのではないかと。ライフシステムとして自立稼動を始めた証明と言えるかもしれません。レジェンドに至り、彼女は真に生命を手に入れたのかも。そうだとしたら、彼女の存在はアンドロイドたちにとって戦闘に終止符を打つ理由、そして自らも人になれるかもしれないという希望の象徴となるでしょう。

とはいえ彼女が普通でないのも確かです。背中に翼をたたえ、空気抵抗を一切無視して自由に空を舞い、その槍にもはや貫けぬ物無しという領域。彼女の居場所はそこです。常人の世界ではありません。もはや神界、人の手を離れた彼女は、劇中ジニアの新しい鎧が口にした通り、既に女神と言っていい存在なのかも。御三家でも突出しています。

彼女が辿る運命は、彼女自身ではもうどうにもならないのかもしれません。だからこそ今日も彼女は願うのです、普通の少女としての普通の幸せを。

さて、ノーマルプリメラの疾風槍に関する考察です。最初に彼女の姿を見た時から、戦闘のイメージが頭の中で非常に具体的に映像として存在しています。

『盾と槍は一対のフィールドジェネレーターになっていて、疾風槍を構えた瞬間プリメラの姿は旋風を纏い、足が地面から離れ、その状態で疾風槍を前に押し出すことで槍が突進を始め、彼女の体はそれを追従する。盾を前方に構える事で彼女の前方の空間にはフォースフィールドが発生し、あらゆる攻撃を弾く。旋風の筒の中を高速で前進する彼女はやがて敵の眼前に迫り、肘を伸ばし切って槍を突き立てた直後、敵は槍の先端から生まれる渦状の力で捻れるように瓦解する』
というものです。

考察というか、実はこれだけなのですが、私の頭の中でこのイメージがいつも美しく再生されていて、それがこの作品世界の把握への扉のような役割を果たしてくれています。

皆さんの中にもこういう具体像、ないでしょうか?



さてキャラ紹介はここまで。次回は本編描写の解説に入っていきます。

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