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2014年4月21日 (月)

R/Rの設定説明(1) #バトルの時間

SSの後書きを書くつもりがあまりにも長くなったので(本文はこちら)没にしようと思ったのですが、ゲームシステムで隠れてしまっている部分への言及や、私自身がこのように解釈していますよーという部分、独自設定で妄想で突っ込んだ部分を書き留めてみることにして(絶望先生から幸いにもリクエストを頂きましたので)まとめてみました。

こちらの方がSS本文より確実に長い上にまだ途中ですが;;お付き合い頂ければ幸いです。

脳内で完結している部分が多くあるように思うので、どのような設定解釈になっているのかを中心に補足を。

・キャラクターについて(全般)
数値的評価は基本的に原作のままです。個々の評価値はユニットコストです。ただし(今回描写は存在しませんが)レジェンド以外は星の数は無視しています。ですので、例えばコスト13☆4と同☆3は原作では前者が優位ですが、少なくとも私が描写する分では同等評価です。(御三家は除く。レジェンド化前の彼女たちの能力は経験に沿ってリニアに変化していると思っています)

感情値について。文章上では感情値は設けていません。今回、主人公は女性ですので、女性同士でどういう好かれ方をするかをシステム上の感情値では描けないと思ったので。

後半出てくる成長なり武装変更なり改修後を受けるなりした生徒は、描写がある通りコストを上げた、ゲームシステムに反映するなら別カードですが、連続性がある存在として描写しています。また、IFS001が出た時点で強化が別衣装で行われた生徒は、普段着でも新武装の方を使っていて、新しい方の評価に倣います。(アンシャンテが唯一、PJ前の武装で登場し、PJ武装に切り替えています)

登場時全員特記されていなくても進化後(プラス)です。※アンシャンテのみ例外あり

・キャラクターについて(個別) 登場順。
先生(主人公)…女性なのは最初から決めていました。あまり戦闘中に喋らないのは、先生と指揮官という二面性において、比重が先生寄りであるという内面描写です。アンシャンテに頼り気味、ということで。過去については、ゲーム中最も美しい儀礼装飾装備をしているデュボネがパートナーということで、なくてもいいけど理由あってもいいかなと。

極めて安穏と、おもちゃを取り上げられるように侵略されてしまった印象があるこの世界にあって、彼女の国が壊滅的打撃を受けたのは、そこがグラウンドゼロ…侵略の開始地点であり、人類側に対処能力がないだけでなく、侵略側にも省力という方向性が存在しないという不幸があったためです。
機内のやり取りで発生するトリフェーンとの確執は、感情に振り回されやすい=軍属的な思考が苦手である現れです。

軍属でないのにわざわざ長時間任務に言及しているのは、バトルに関わるアンドロイド向け教諭が、一般人材でないことを示しています。最も効率良く人より高性能な存在を指揮するため、ナノマシン等による強化を施すことで、作戦遂行の足手まといになることを人為的に防いでいます。これは他の先生も同じです。たぶんペロンDとか服用してます(違)。

アラサーで、本人は謙遜していますが比較的長身の美人さんです。癖っ毛のショートヘア。


アルメリア…現状西エリアで発生している強敵は、かまってちゃん的に乱入しているだけで洗脳は受けていないと考えます。というわけで、普及型でないアンドロイドでは最後まで洗脳されていた二人のうち一人です。(別件で描写しますが、ランディニは…)

近接戦闘用として提示された研究モデルを、そのまま作戦投入したと解釈しています(身体の各所にバーコードの記載があるのはそのため)。加えて色使いがビビットなのも、コマーシャルカラー的な意味合いであると。

再登場時の容姿で色彩の説明くらいしかしていませんが、レオタード的な衣装から、特徴的な意匠だった端子類を省いていて(あれはショーモデル用の装飾のようなものと判断)非接点化が徹底されています。また、動きを阻害しない範囲でプロテクターが増設されている他、背中に直結されるかたちで脱着式の機動ユニットを追加しています。プロテクター部にも機動干渉機能があり、慣性制御時には全身に引かれた普段は黒に見えるラインが発光します。外装色ロービジ(この場合グレー)とありますが、反射で見える(減法混色できる)範囲で色を変化させられます。全面自発光はしません。

新武器はガイアハルバード。ガイアアックスΩからさらに柄を延長し、その代わり若干刀身を縮小したものです。エネルギー収束率が高いため、破壊力は数段向上しているほか、必要に応じて柄から刀身が離れ遠隔攻撃を可能としているため、戦闘距離が中距離まで伸びています。

美しいボディラインですがメカニカル体、という設定です。彼女が設計された頃は、損傷の可能性が高い近接戦用はパーツ交換で即時復旧させることが主流だったため…ということで。


デュボネ…出番が少ないメインヒロイン。全生徒中でも珍しい、武装まで含めた儀礼装飾を施された存在です(貴族的地位を匂わせる発言がある生徒でも、デュボネ以上の武器装飾を受けた生徒は存在しません)。家柄の話をする生徒すら凌駕する外観でありながら、自身はその話をしないあたりから、人間の王家の近衛という設定を選びました。

進化前はスコープなしのマスケット銃のようなライフルひとつ。進化後に腰にバインダーを備えて他腕装備となるのは、意外やあのブーゲンビリアRに先んじた設定となっています。4本の副腕に備えるのは本体と同じくライフル。

ゲーム中では運用への言及がありませんが、人の前に立つ服装でスナイパーというポジションはありませんので、作中はマークスマン(高精度なアサルトライフルで狙撃手と突撃兵の中間距離を担当するポジション。選抜射手)という位置付けです。ゲーム中の仕様として武装一種類ですが、それはまあゲームの都合で;現実にはあり得ないと思います;。彼女も片手の指先は明らかに戦闘用のクローであり、至近距離では抜き手を使うと思われます。

彼女自身について。主人公の国がグラウンドゼロ化した理由として、敵にとっては脅威となり得る「洗脳しにくいアンドロイドの主製造国」というのを想定しています。事件の段階でバイオロイド(バイオ体)の方が単純な洗脳は難しかった、ということで、彼女は骨格にいくつか外部直結のハードポイントを持つものの、基本的には人類に拡張性能を大きく付加したタイプのバイオ体、として描いています。バイオ体への個人的な基礎認識として、高出力のジェネレーターを内包できない=高威力な武装は武装そのものの性能に依存し、パワーサプライも別途であるというあたりが。例外的にライラックとジニア、ベランディ姉妹(角持ち姉妹)、そして御三家が高コストな何かでバイオ体でありながらジェネレーター内装と仮定しています。

横道でしたが、彼女自身の特異性としては主にアビオニクスが挙げられるかと。視聴覚の構造が大きく人間と異なり、適応力・対応レンジの強化が当然行われています。アンドロイドであることを公の場で隠す必要が公務の都合存在したが故に、眼耳鼻とも人と見た目を変えていないため、そのための製造コストが大きくかかっており、それら器官だけでなく彼女は皮膚知覚を備えるため(皮膚や毛髪そのものが面構成のセンサーとしての細胞構成を持つ、と)、故に光刺激に弱い=日差しが苦手と考察しています。ただし、皮膚知覚については無意識に使用するよう構成されていて、性能として任意に使用するものではないため、それを知らされていない彼女は自身がインドア傾向な欠格品であると勘違いし、コンプレックスとしている…あたりが妥当かなと。特徴的な大きなリボンを思わせるヘッドドレスは、多様な波長に対応するパッシブレーダーと、指揮通信用のアンテナを兼ね備えます。(勿論隠し目入り。戦闘装備中の彼女の視野は水平垂直ともに360度網羅です)発光体を含むカチューシャと髪留めは、アンチインパクト用のイナーシャコントローラー、といったところで。

他、本当に美しいボディラインを追従している衣装は、高い機動性を発揮しても着崩れない=伸縮性に優れたものと推測します。逆算して、ああいった姿ながら身体能力は高いとみます。余談ですがほぼ同じ衣装を纏うペルシカがサッカー選手であることからも推察できます。
爪は手袋側の装備とみています。

使わなかった設定ですが、上着の内ポケットには万年筆風の外観のスペースペン(窒素充填の環境対応ペン)と耐水紙の手帳が入っています。デジタルデバイスでないのは小説家という職業への彼女なりのリスペクトということで。

帰還後の強化点の設定。本体の外観はほぼ共通ですが、IFS戦で得た情報から対ビーム対電波設計が衣装と武装に反映されています。ブーツと上着は機械的接点でなく骨格側の誘導体で定点にくっつく設計で、それぞれアルメリア改同様イナーシャコントローラーを備える他、両肩に小さめのマントを後ろに下げたプロテクター型の機動装置を備えます。マントの面積は可変、飛行時には空気の整流効果を持ちます。左右プロテクターの背中側には、一枚のフィンバインダーから外装展開してライフルの形になるバレルビットを7機備えます。独立浮遊機能を持つデバイスですが、平時は出撃装備であるビットマウントに固定(空力的都合からある程度動くように)されます。背面上部に後端上向きで4、下部に同下向きで3。上の4枚の間に、ビットと機動ユニット用のジェネレーターが収まっています。非戦闘時は外れる装備です。いずれも高度な装飾が施されています。

リボン状のヘッドドレス及びカチューシャ・髪留めは形状的にはプラスのものを踏襲しますが、ヘッドドレスへの機能集積度が上がっており、ビットの制御や外部機器とバイオマテリアル間の通信機能が付加されています。その上で、バイオマテリアルの更新により本体側髪の毛に指揮通信アンテナ機能が移設されています。普通のヒトの姿のままでも緊急時に攻撃指揮が可能なように、とIFS戦の教訓から変更されています。

膝や肘など接触の可能性が高い部位にはブーツや上着側から空間展開型のエナジープロテクタが備わる他、全身に白のストッキング状のスキンガードが動的展開します。極力外観を損なわないために、機能を優先した部分は隠れるように、という設計思想によるものです。

手袋はデュボネプラスで露出した左肩を再び隠し(プラスは上着を羽織っていないので、今回強化にあたり露出度は下がった事になります・笑。ノーマルのデュボネに近い衣装です)爪は平時は収納されるものの、使用時は左右どちらの手のどの指にでも展開できるよう変更されています。また、指の関節部外側(手甲側)は硬化させる事が可能です。掌側は摩擦係数を変えられます。こういった付加性能を持ちながら、曲げても皺ができないほど薄く追従性高く作られています。

手袋がリングを経て上着に繋がる意匠はノーマルデュボネと共通ですが、ここから上に新規設計されたジェネレーターが配されており、上着の上腕部の膨らんだ袖の外側は形が崩れません。手袋(肘まで覆います)のパワーサプライと、ジェネレーターを持たない武器へのパワーサプライはここから行われます。上着を着た時に丸まって固定されますが、脱ぐ時外れます。手袋は上着に連動して展開するので、手袋だけを付ける事が今回はできません。その場合はデュボネプラスが使っていたもの、または左右別デザインのブレスレット型マイクロジェネレーターから展開するショートグローブタイプで代用します。

なお、ネクタイとそれを飾る宝石が上着側の添付品である点、ネクタイで肌は隠れますが上着を脱ぐと肩が見えるビスチェスタイルなのは従来を踏襲します。全体に、ブローチなど細かい点を除けばシンメトリが取れているのがプラスからの変更点です。シンメトリ重視の理由は、飛行性能を備えた事です。スカート後方の長い布部分は、ショルダープロテクター部のマント同様、自在に動きます(イナーシャコントローラも備えます)。

新しい銃は先細り形状のライフルから、中折れのショットガン的に均一な太さのバレルを持った、10番ゲージ相当のロングバレル型汎用カタパルト兼ビームカノンに変更。装飾の美しさは相変わらずですが、様式はだいぶ異なります。

細部に言及すると、中折れとバレル下のカートリッジの両方から給弾可能な設計なものの、いわゆるスライドが無い上にカートリッジがヘリカルマガジンなため、バレルの大半は筒として露出します。この筒を十字に切るかたちで展開することで、通常リニアカタパルトとして機能するこの銃は慣性誘導機能を伴う重力カタパルトに変化します。(劇中引いているレバーは変形用です)現用銃で言うハンマーまわりに相当するコアユニットに装填された弾丸は、その素材を問わずグラビティコイル(展開中のバレルです)により加速され、途中にコアユニット直前からバレル先端に至るまで5つ構成される誘導リングにより弾道修正を受けます。誘導リング自体は実体を持ちませんが、始動目視のためにホログラム表示されます。単なる円でなく、リング位置毎にかかっている慣性、施される修正値を詳細に表示します。

バレルが閉じリニアカタパルトとして機能する際は、10番以下の弾頭に使用が限られますが、重力カタパルトとなった場合は上限を40mm×250mmとして形状を問わず射出が可能で、かつその射出角度から微妙な弾道変化までも調整可能です。(一定以上の長さのものは先端装弾になります)初速で一般的なリニアキャノンを凌ぐため、単射ですが砲として書類上扱われる装備です。

ヘリカルマガジンの外周(バレル側以外なら自由に動かせます)に折り畳みのフォアグリップを備えます。何らかの事情で機器間通信ができない場合は、このグリップについたダイヤルとボタンで銃の制御が可能です。

コアユニットより前の位置であれば、任意の場所に補助情報を含むホログラムレティクルを表示できます。スコープ的な性能はないので、彼女のように銃撃特化の視力を持つアンドロイドに使用は限られます。

ビームカノン(劇中、IFSの頭部を最初に射抜いた弾です)時はバレルは閉じています。コアユニット後方のストック部分にジェネレーターを内蔵しており(そのためコアユニット後方は若干膨らみがあります。従来使っていたライフルと違い、今回は側面が平坦ではありません)、コアユニットでエナジー弾形成された後バレル内での電磁誘導を経て射出されます。バレルビットに装備されるのもこのビームカノンの近縁で、バレルビット自体からグリップを引き出して銃として使うことも可能です。

重い銃な上に反動が基本大きいですが、ジェネレーターを内蔵したことでコアユニットとその前後(ヘリカルマガジンホルダーとストック)にイナーシャキャンセラーを複数ベクトルで実装しており、デュボネ自身が扱う限りは取り回しは軽いです。

他、サブアームとしてフレーム下に折りたたみ式のバヨネットを備えるコンシールドキャリーサイズのリニアハンドガンを2丁、スカート後ろの布の付け根にダガーナイフ一組(アーモンドからのプレゼント)、などを装備。

バイオ体先進国のトップ企業であった製造メーカーが遺した技術により、バイオ体でありながら組織更新用のナノマシンを用いることで体組成の変更が(コストと時間を除けば)容易である、というのが特徴で、彼女がその技術を正式に採用した最初にして最後の個体となっていたところ、ライラックのバックにある関連組織が密かに継承したことで、今回のメンテナンスにおいて拡張を行うことができた、てな妄想設定を。

ドレッシーな姿から想像が難しいレベルで、歩兵装備的な工夫を多く忍ばせているのが特徴と思われます。衣装の背中側に緊急用の引き手が付いていたり、劇中あった通り負傷しても意識レベルを維持できたり組織レベルでのシャットダウンで生命維持とショック対処を両立したり。体液が人類に輸液として流用できるという設定もできそうですね、彼女は近衛として王族の命を守ることを最優先に調整されているでしょうから、救命救助用のナノマシンのために臓器一つくらい存在しそうです。

以上、ヒロインなので(ついでに個人的押しキャラなので)好き勝手設定しまくりました。すみません。

アンシャンテ…かつて独裁政治下にあった連邦国(たぶん永久凍土が半分以上の寒い国)が崩壊してできた共和国で、民族紛争解決のための工作活動用に製造されたバイオ体、という設定を想定。自国内で若者文化が急速に発達した時期を経験しつつ、民族対立の暗黒面を数々目にしていたため、明るい文化に貪欲かつ体制に従うことを嫌っている、という性格付けですが…どうでしょう。戦闘にただポジティブだったり権力を行使されたりは嫌いだけど、友達や縁ある人に非常に義理深く、そして彼女の祖国の普通の若者がそうであるように、彼女自身もその知的好奇心と分析力のおかげで状況の客観視に長ける。

指揮能力の高さと個人技の優秀さ(攻撃寄りコスト13!)はたぶん諜報機関づきの時代に養われたもので、武装も専用装備だと思われます。登場時の仕様であの王を上回るわけですから、相当です。
学園には対宇宙人戦力研究のために内偵でやってきたものの、上層部が個別対処よりオールフォーワンの姿勢を選択したことで生徒として加わったと推察。そのため本国からの装備品供給は継続されている、と(PJ仕様)。

ランと制服が共通、かつ武装の仕様が近いところから同郷と思われますが、ランの方は普通に一般留学してきたと推測します。

劇中、ライラックのはからいで武装がPJ準拠のものに変更されますが、想定しているのはラブリーバレットの装備、ようするにカードにおいてプラスでない方です。逆だと思うんですよね。たしかに衣装はプラスのがきわどいですが;、持ってるライフルがそう大袈裟でないですし。プラスでない衣装もキャミソールですから、プラスで下着になってると考えると、これらは逆ではないかと。武器がバスターランチャー級の巨大さですし。IFS抜くならこれくらい無いとダメだろと思います。だもんで、プラスのライフルならそのまま使えそうなフリーズバレット(スキルの名前も逆だと思うあたりでほぼ確信してるんですがちゃいますか;)をわざわざああいうふうに使ったわけです。

射撃性能においてはデュボネを上回っていると想定していますが、それは装備が整っている場合の話で、同じ戦闘用でも広域索敵能力ではデュボネに譲るため、彼女の目を信頼して索敵を任せた上で、発見した相手を自分で狙って以降は確実に仕留めている、という立ち回りとしました。

誰かの幸福を自分の幸福と思える、という性格が伝わりやすいため、リーダーの器を預けられている…という想像です。先生のご指名でなくメンバーの総意と思われます。

所属国のオールフォーワン転換後もしばらく一人で戦っていたところ、ある生徒(書きませんでしたが当然ライラックです)のクラス所属とほぼ時を同じくして今の先生の元に来たのは、おそらく二人は共通の先生に惚れてしまって、そのクラスへの所属を競っていたところ、ライラックが折れたため自分も折れた、と想像しています。今の先生の元に来たのにも理由があります。かの国が祖国の連邦国時代の同盟国で、自分の開発ラボに同国籍の人材がいたこと、そしてグラウンドゼロ事件で救出作戦に出動していたため、ろくに任務を達成できなかったロールアウト間もない頃の記憶を悔やんでいるから、という理由です。

ちなみに彼女の祖国とデュボネの祖国はともにバイオ体では先進国です。理由は連邦時代、無神論主義が国策だったため、宗教理念で科学を曲げる思想が存在しなかったためです。今でも、アンドロイドへの差別論が少ないことで知られます。という設定です。

ジニア…登場している生徒では、背中に動甲冑を背負うという様式からライラックの姉妹と目されていますが、後に彼女たちが姉妹であるとして、長女であるランディニが帰還したことで、ライラックがプロジェクトの発端でないことが判明します。

私の考えるところでは、あの背部甲冑は評価値=コストが低い生徒に装備させることで、能力の底上げを図るプロジェクトだと推測します。こと、バイオ体にメカニック体の装備を付加するのに向いたプロジェクトということで、敵勢力に潜り込んだランディニに代わりライラックをベースとして開発が進むわけですが、誰しも力を得られる可能性が生じた段になって、方向性の不統一が懸念された事から、内外装ともに性能向上することで成長するライラックにあえて「王」というマインドセットを与えて、装備の量産化の段になった暁に彼女をアイコンにしよう、という目論見があったのだと推測します。

しかしライラックがDBを最後に生徒側に収まった(FA)事で所属組織で意見が割れ、彼女と同様に生徒としてブラッシュアップを狙い、その過程でライラックの親族を意識させるため「貴族」のマインドセットを受けたのがジニアであり、逆に当初目標の通り相手を選ばず、もしくはあえて名のある存在に戦いを挑むことで純粋に戦闘データを蓄積することで進歩を狙ったのがローズ、と考えます。

結果的には(最も成功した侵略後製作機である)プリメラを意識した設計もあり、ジニア側の成功をもって組織の方針はまとまり、そのため当初学園側に強い敵対心を持っていたローズも、最終的には学園に落ち着いた、という流れではないかと。

それとは別の流れで、ライラックが射撃特化型だったので、ロスト扱いになっていたランディニに代わり接近戦仕様の開発に着手することとなり、バイオ体の高性能なアンドロイドを二人確保して、それぞれ既存の武装を動甲冑に装備することで、よりあの装備に適した武装を模索したフシがあります。(ジニアのストームランスはプリメラの疾風槍ベース、ローズのギガブレードは正式型の直前までラベンダーが開発していたもの)

ラベンダーの運用コンセプトはパワーローダーに武装を持たせるという意味で動甲冑というコンセプトには則していたものの、生身(BB装備)で運用できる汎用性が足りず、元々生身で運用される疾風槍ベースのジニア装備に軍配が上がった、というのもありそうです。

疾風槍がどのような武器であるかの考察はプリメラの項に回すとして、プリメラ自身の能力によりフルポテンシャルとなる疾風槍と対になる盾、これらの機能を実現するために、操作するジニア自身の修練は勿論、動甲冑の最適化も行われたと推測します。ジニアとローズの鎧は、ライラックやランディニのそれよりも搭乗者の頭部をより守る形になっているのがわかるかと。

ところで動甲冑について、ジニアのものにだけ人格を与えているオリジナル設定は、両手別装備でより高い反応速度を得ようとし、ゆくゆくはBB化することを想定したものですが、彼女がお嬢様であり、庇護される存在であるというのもあります。ローズはそういう立ち位置ではないので、彼女の鎧は完全な随意型として設定しました。

シリーズコンセプトによる同義付け以上に、姉妹としての意識を彼女たちには持ってもらいました。公式で姉妹設定なのはアマナとアナナスだけですが、尖ったコンセプトでデザインされた子は、シリーズないし姉妹とした方が物語に軸が生まれるんじゃないかという書き手の単純な都合です。他にキゥイ・アーモンド・ベランディの三人、ラベンダー・アンバーの二人(アンバーが姉)、ビオラとベニシダレの二人(ビオラが姉)、カレント・シトロン・マリブの三人(三つ子)とか。マジシャンズファミリーの中にも繋がりがあるかもしれません。生徒会の三人はチーム運用開始後に装備統一したように見えますが。あと、ラナンキュラスとトリフェーンはおそらく開発ラボが同じなので、姉妹と言えるかも。

盛大に横道ですがそろそろジニアの話を。
かのシリーズで一番の常識人であり、会話の熟達度が高く感じます。バイオ体であるところの彼女の性格だろうと思います。きわめて人に近い扱いの中育った感覚が。故に人とアンドロイドに分け隔てなく情を注ぎ、怒るにしても無関係な者を巻き込まないであろうことが想像できます。

シリーズきってのナイスバディであり(その上鎧には進化時寄せて上げる機能付き)、ライラックの☆4化が遅れた以外に彼女が☆4でない理由が見当たらないのですが;。プリメラベースの指向性とはいえ、そのスペックがプリメラWに劣るとは考えにくいです。後発機ですし。

鎧の機動力で瞬間的に踏み込み槍に巻き込み、盾もむしろ防御でなくなぎ払いに使う「一対多数」戦闘が本領に見えます。

作中においては、男性が苦手であるが故に(毛嫌いするとかでなく。照れ屋な面がある)女性である先生のクラスに来たという設定。図らずもコンペで負かしてしまった妹に、自分たちが対等であることを伝えたくて、同時にクラスに誘ったという経緯も。

機体変更後は、それまで自分がリーチに移動しながらの戦闘だったところ、ランスが飛び出し型の遠隔武装になったため(ライトニングランスは単に雷の速度の武器というだけでなく、周囲に雷光を撒き槍と柄までの間にも放電でダメージを与え、また刺さった対象にも雷撃を叩き込める武器です。劇中のパイルバンカー的用途は一端に過ぎず。勿論ライラックの雷撃砲の技術が転用されています)、本質的な意味で中距離戦対応なっています。

ライトアーマー化(BB化)も、盾と槍のプラズマ武器としての利用で接近リスクを抑えたために可能になった部分です。BBと便宜上表記していますが、機動部分はDBのそれの滞空対応型です。ただし副腕は動甲冑側にしかありません。分離した動甲冑側は強力な主腕で高い格闘性能を誇る他、副腕にライラックプラスが装備していたのと同等のプラズマ砲を装備するほか、ダイアスポアが片腕に装備するものに似たエナジートーチを両手持ち武装として持っています。ライトニングランスを取り付けることでより強力な槍としても運用可能です。

また、動甲冑側にも飛行能力があり、この点においてFAで甲冑をやめたライラックに代わり、最新鋭機となっています。もっとも、劇中でライラックが使う装備はラピスラズリRを凌ぐ(プラスほど大きくないものの火力機動力で勝る)巡行形態に変形し弾道飛行をする移動要塞ですが。

ローズ…ジニアの項でほぼ説明が済んでいますが。
基本的にはゲーム中のプラスの装備ですが、ライラック合流の時点でギガブレードが2から3に更新されています。IFS戦対応型のイナーシャコントローラー入り・かつ粒子放出型のジェネレーター内蔵型大型刀で、刃渡りが80%増しているものの動甲冑はそのままで運用できるようになっています。逆に、武器以外は変わっていないので、IFS戦に貢献できているのはローズ自身のセンスです。

オセロ好きである面が公式設定で存在しますが、オセロは敵に接する位置にしか置き石できないゲームで、要するに彼女が戦闘の流れを無駄にせず、敵の動きまで含めてひとつの戦闘を構築し、完遂するプロである事が窺えます。チームに所属することで、仲間も含めた全体の流れで組み立てができるように成長している、が作中の後発設定です。

ジニアに誘われた折にクラス入りを断らなかったのは、先生の母性に触れてその居心地の良さに感銘を受けたのが最初の理由。姉含め他のメンバーを気に入っているのがふたつ目の理由、です。


とりあえず今日はここまで。

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