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2012年3月27日 (火)

小鳥遊という苗字が使われすぎだと思う件。

高梨さんならOKですが!w(お約束)

最近、深夜アニメ系作品で「小鳥遊(たかなし)」って苗字が使われすぎだと思います。
そして毎度その由来について説明がある。聞き飽きた;
設定の段階でこの名前を使う安い頭のクリエイターをそもそも軽蔑しますが、意味を吟味したことがあるんでしょうか?逆説的に本質を捉えてあえて名付けしているのなら感心もしますが、そういった作品をとりあえず私は知りません。

まず大前提として、
鷹は小鳥を襲いません。
鳥類は小型であるほどマヌーバーに優れますが、大型の猛禽であるところの鷹ではそも小鳥のマヌーバーを追従できないのです。そして極めて軽量にできている小鳥という生き物は、鷹という大型の生物の捕食対象になるには栄養価が低過ぎるのです。鷹のターゲットは主に地上動物です。
そして小鳥をターゲットにするのも主に地上動物です。爬虫類や哺乳類など。

では小鳥のターゲットはどうなのか。植物ばかり食べている印象がありますがそうではないです。空対空捕食であるところの飛んでいる虫の捕食をしますし、地上にいる虫も好んで食べます。清流の近くに住む方なら、カゲロウが羽化する時期に川縁に相当量の小鳥が集まるのはご存知かと思います。

小鳥が遊ぶ場所というのは人間含め哺乳類が少ない場所であり、読み仮名がタカナシになることはあり得ません(苦笑)。そして、小鳥たちも優秀なハンターであると知るべきでしょう。鳥類撮影をやる人に大型の鳥と小鳥どちらが被写体として難しいかを聞けば、おそらくは後者と答える筈です。餌箱を置いて集めるなどせず、飛ぶ姿を追った場合、居場所がわかっていたとして同じ猛禽の鳶なら30分もあればいい写真が撮れますが、飛んでいる姿に限ると雀すら難易度は馬鹿高いです。
(余談ですが、日本にいる小型のコウモリは音波を頼りにかなりランダムな飛び方をするため、目が見えている小鳥よりさらに撮影が難しいです)

聞こえがいいものの事実上欺瞞であることがよくわかるかと。

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日本において鳥が空中で鳥を狩るケースで有名なのは、隼が群れで飛んでいるヒヨドリを狙う、というものです。と言ってもヒヨドリは小鳥と言うには少々大きいように思いますし、隼は隼で猛禽の中ではコンパクトな部類、総合的な飛行能力では相当高いところにいる鳥ですが、それでもなお群れに飛び込む(一匹を狙うのは無理)という狩り方しかしません。群れを断絶させてどちらに入るか迷った個体を狙うあたり、イルカの捕食に似たところがあります。
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とりあえず生物学的見地ではそうなりますが、現代語的に見た場合どうでしょう。
個人的には「排他的な考え方である」としか思えない表現です。
弱者に許された暴力という、たちの悪い類の。
もしかしたら鷹がいない、が語源ではなく、鷹も住まない程に生命循環に乏しい場所、が本来の意味なのかも知れませんね。

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