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2010年1月14日 (木)

先にフォルツァ4が出たりして(ぉ

関連リンク: SCEJ、PS3「グランツーリスモ5」制作上の都合により発売を延期 -GAME Watch.

 もしかしたら3D対応かもしれないですね。グループ内で真っ先に取りかかった筈なんですが、結局前々から言われてるビデオ周りの2D時点で既に不足してる現状のまま3Dに行くのは無理と悟ったと。

 看板タイトルですからハードの仕様変更のきっかけにできるほどの商品だと思いますんで、山内氏が「3Dやるのならビデオ周りのマイナーチェンジを」と言ったとしたら、おそらくハワードは承認する気がします。広告代理店やメーカーからの電子カタログ用途のニーズが高いソフトなので、少なくとも見た目は(走りがどうでもいいのは遊んでわかるとおり)最先端である必要があると判断したのでしょう。

 もう一つ理由が。フォルツァ3の存在。画面の綺麗さではGT5なんですが、なんせサーキットデータさえ正確なら物理シミュレータに使えるソフトを向こうに回してしまった(ちなみにフォルツァの開発にはMSのカーコン開発部門も参加してるので、実機フィードバックまでされてる)ので、後出しで嘘くさいものは日本で出せても海外じゃ無理だと気づいてるっぽいです。なんせゲームショウ前後にポリフォニーのスタッフがターン10(フォルツァの開発の中心チーム)に取材に行ってるんで(恥を顧みずクオリティを追求するその意気やよし。いいんだよ、それで。最良を目指すなら。ターン10だって未だ追う立場と思っているから快く応じたようだし)既に発売済みのフォルツァ3を見て「駄目出しをしながら自身の不足も見つける」のに半年じゃどうしたって足りない。

 ごく主観的消費者視点だと「出す出す詐欺じゃんひでえ」というホンネもなくはないですが、GTはそれでいい、と思う部分もあります。業務用ソフトであると。民生用ではないと。企業からのオーダーに応じてカタログバージョンをリリース、だけでも広告収入秘でばっちり儲かる筈ですから。(変に製品版頑張っちゃって人件費膨大にするよりずっとクレバー)

 ぶっちゃけフォルツァ3は「結局どんなにシミュレートしても遊んでつまらなければそれは全くの無意味だ」という結論に行き着いた末に初心者モードつけましたから、あちらも完成品ではないです。まだ先がある。なので待ってみていいんじゃないか、と思ったのなら、それはそれで正解だと思います。んでもまぁ、フォルツァは2から3までが短かったですし、Natalに4を合わせたいと思ってる筈ですから、そうなると今年のホリデーシーズンにはもう4が出てしまう可能性もあります。それよりは先に出すべきだと思いますが。いっそぶつけてみても面白いかもしれませんし。

 ただ、3Dという壁はおそらく思いのほか高く、そして思いのほか意味がないです。それで迷っているなら、早々に「非対応」をハワードに告げるのも会社としての判断だと思います。2Dが3Dになるほどの変化なら、ナンバリングが1上がってもいいくらいですしね。

 バーチャルミニカーカタログとしてでも十分にいいものなのだから、あまり肩肘はりすぎないように、と山内氏はじめポリフォニーの皆さんには言いたいところです。

 ターン10の課題は車のシミュレーションしかできていない部分ですね。再三言われていますが天候と時間帯。これらが入らないことには。根本的な問題は「車は処理できてるけど路面を処理できていない」ということでしょう。もう処理的には限界レベルまでやってるんで路面の多様性を介在させるとなると既存ロジックのスリム化が必要になります。それはそれで大仕事。でも絶対にやらなければ先がない。

 フォルツァ3で一回普通に走ってすぐ「ああ駄目だ、路面の処理が一元的」と思って、すぐに初心者モードにスイッチしましたが、過去にMSはラリースポーツチャレンジ2などで悪路の表現も完璧にこなしている実績があります。あのチームEAから呼び戻してより幅広いステージを提示するのが急務でしょう。折角のGセンサーや負荷センサーが現状じゃ10%も生かされてません。サーキットドライブに「乗用車」の運転の楽しさの本質はありませんし(断言)、街道の路面はあんなによくありません。

 タイムでなく「乗りこなし」を楽しむソフトであってほしいです。PGRの続編が出ない今、フォルツァ1本でシミュレーターとゲームの両側面を担い、かつサーキット・公道からグラベル・砂あたりまでの路面、悪天候、時間変化を再現できなければいけないと思います。

 過去に出ていたものに負けてはいけないでしょうに、どうしてあそこで区切りをつけられたのか正直不思議に思ったほどです。ルマンを24時間走れない、オールターマックのラリーコースを走れない、豪雪の中を走れない。それでは片手落ち。最後のなんて、旧箱のSegaGTでもできることですよ(笑)。状況が悪いほど、車が返す反応は実は面白いし、そういった状況ではしゃぎまわることができるのはゲームならではなのだから、そちら方面を軽視しないでほしいです。

 むしろ360/PS3の世代になってから車で名作が出なくなった気がするのはどうしてだろう。特に旧箱に集ったドライブゲーマー(アーケードで名を馳せたトップドライバーさんたちみんなLIVEに来てくれましたよ、シェアあんなに小さかったけどやってたことはものすごかったんです、マンパワー的な意味で)たちは現状に満足してないんじゃないかと思うんですが。オンロードはPGR2で、オフ含めるとラリスポ2で時間が止まってる印象さえあります。

 セガラリー3のDC版がいまだに面白いですもんね。
 車ゲーのあるべき姿を考える時期じゃないかと思います。

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