フィギュアとドールの違いは…
写真とビデオの違いだとなんとなく思いました。
グッスマのセイバーリリィさんを見たせいなんですが;
ドールは基本布服ですから、同じような衣装のはためきは動的に起きる可能性はあります。でもそれを固定してしまうとそれはドールではなくなってしまう。このセイバーさんの衣装の躍動感は本当に凄くて、違和感ぜんぜんなしできちんと重力と慣性の存在を感じます。
そして、ベストな瞬間として切り取ってあるところが素晴らしい。三次元で初めて説得力を生む部分の時間を止めてある。
写真左側(本体右)のスカート外側のピンク色の花びら状の布が、何枚かの中で1枚だけ極端に曲がってるとこがとんでもないですよ;造型師さんは実際に布で試作したんじゃないかと思うほど。水銀燈ドレスもこういう構造ですが、ああいう外布って不意に曲がります。布それぞれの重さまで考えたんだろうなぁと。
ここまで派手なポーズでもボーンに破綻がないとこもなんか凄いです;。
なんとなくセイバーリリィさん、年内にボークスがDDで出す気がするのですが、ここまでの出来にならないだろうなぁと。所有の満足感は価格じゃないので、動くと嬉しいけどこうも綺麗にやってしまわれると「お手本を超えられない」がっかりが生まれるかもしれません。(翠星石で一番持ってて嬉しいのがWAVEのフィギュアで公式SDでないのと似た感覚)
これは完成品フィギュアだから限界がありますが、キャストキットなら衣装のテクスチャの質感まで再現できるのだろうなぁと思うと、なおのこと恐ろしいです。
久々に脱帽しました;いやはや、これはもう凄いとしか言いようがない。
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