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2009年12月21日 (月)

誰かの瞳の代わりになろう、という気持ち。

 先日のドルパ22の時、うちの娘(りむ)はとあるディーラーさんでモデルをしてたのですが、お針子先生が気を利かせて下さって、その前々週参加を断念したイベントのためにわざわざ発送して下さったドレスの送料と代金の一部を、「この子のバイト代ね」と言って多めのお釣りで還元して下さって、大感謝でありました。

 その先生は鉄の人なので、「ありがとうせんせい、あとで今年撮った鉄素材DVDに焼いて送るよ!」と言っておいたのですが、ドルパ前にいろいろあって(聞いてて泣けるほど;)満身創痍だった先生は思いのほか喜んでくれていました。流石に回復するまではメールも自重だろうと思ってまだ送付先を伺ってないのですが、今回コミケにモノを出せない分の映像もどこかのサイトには上げる予定なので、mtsから変換してもっと軽い素材にした動画は作りますから、それが出来上がり次第連絡するつもりです。

 会場で話してたことですが、「利府の新幹線まつり行きたかったんだよー、あんな調子(結構ひどい病状でいらっしゃったのです、その頃)だったから無理だったけど~」と。普段見られないものを見たい、という気持ちは、その件に興味があるのなら誰しも抱いている気持ちだと思います。

 今はメンタルこんなで動けないですが(苦笑)幸いにして私はどこかに出かける「時間」はあります。資金もまぁ、そこそこは。なので、誰かの「見てみたかった(けど無理)」と自分の興味が一致すれば、その「(けど無理)」を解消する役割は果たすことができます。

 サークルでやってきたCD-Rに収まっていたのはそういう気持ちで「取材」してきたものの断片なわけですが、サークルをやってきたが故に「とっておきはコミケに来てくれた人のために」と逆に思って、それでお蔵になった挙げ句HDDごと飛んだりとか、あったわけですよ(苦笑)。

 今回欠席予定の言い訳ではありませんが(信じて;本当に体調もメンタルも底なのですよ)自分の楽しみで押さえた素材は、共通の趣味の人にも楽しめる素材なはず、という気持ちはあって、その配布形態に若干疑問があったしそろそろもっとオープンにしてもいいかな、という気持ちはあったりします。鉄道に限りません。乗り物全般もそうですし、動物や自然、景色、人、モノ、なんでもだと思います。

 サークルを頑張るつもりで機材を揃えて結局それが役に立ったのはサークル以外でのみだったのですが;そこで引いちゃうのも勿体ないので、来年はそのへんのリソースは惜しまず公開しちゃおうと思っています。

 なんかfigma用のセグウェイが出るみたいなんで、とりあえずX2のライディングとかかな(笑)。百聞は一見にしかずと言いますが、静止画1枚より動画10秒だとも思います。以前公開したヤンマーの無人ヘリの空散の映像は結構好評でしたし、動いていて初めて伝わるものもあると思います。(だからZi8とかヒットしてるんでしょうし)

 写真も同様ですが、上手く撮ろうと思いながらやっていれば、それは何かの拍子で身になることがあるかもしれませんし、枠を取っ払って誰かの瞳の代わりをやる、というのは頑張ろうと思います。今年は某Kさんのおかげで、実務も経験しましたし。ちょっと自信がつきました。本当に使い物になるあたりまで頑張ろうと思います。

 ある程度結果を公開していけばオファーもあるかな?という淡い期待もありますしね(笑)。映像+対象への造詣(被写体だけでなく機材にも)は武器でしょうし。

 来年はそのあたりを頑張ろうと。

 写真の話をあまりしませんでしたが、瞬間を切り取るというのは同じ撮影でも動画とは全く趣を異にするものだと思っています。

 動画を撮るようになって、「経験を切り取る」便利さに唸ったのですが、同時に「ただ撮っただけ」の写真がいかに価値が低いか、もわかりました。機材のデザイン・そして機能上、デジカメとビデオカメラはシームレスになりつつありますが、資料的に記録したいならメモクリップでもない限り動画の方が絶対いいです。特に立体感に価値があるものについては。ちょっと極論気味かもしれませんが。動画ないし静止画の連写から被写体を立体物として取り上げるという技術がそろそろ完成の域ですし。

 写真に求められるのは、被写体の「最も映える瞬間」です。フィルムを経験している人はそのデリカシーみたいなものを理解できるかと思うのですが、単なる記録画像は写真とは呼ばない、とまで思います。それが心を打つ見え方をして初めて、画像は写真になるのだと。

 とあるプロカメラマンさんは「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」とおっしゃって、とりあえず枚数撮っておけば偶然があるかもしれないよ、と仰ってましたが、それは初心者向けアドバイスで内心ちいともそんなこと思ってませんよね(苦笑)。こうあってほしいって写真が実際撮れた時には、記録できた満足感と同時に達成感がありますし。

 とはいえ人混みの中でベストショットを狙うのは至難であったり、状況的に距離が足りなくて被写体が収まらないなんてこともままあります。(そして視野角が広い=W端が近いレンズは、えてして画像が歪みやすいものです。これは仕方ない)

 ようは状況別に割り切りをすべし、ということなのでしょう。

 折角ブログ内にワンコーナーあるのに、今年は娘たちをちゃんと撮ってあげられませんでした。来年はもう、ばしばしと(笑)。

※何もしてなかったわけじゃないんですよ?八ヶ岳の取材以来、ずーっと野鳥を撮るスキルを磨いていました。うちの庭には多数の野鳥が飛来するので。動物が追えれば、まあなんでも追えるだろうと。

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