« 個人輸入やるなら今週末かな。 | トップページ | Amazon観測。090911版。 »

2009年9月11日 (金)

当たり前、がどれほど凄いことなのかを知る。

 というわけで現在「バンジョーとカズーイの大冒険 ガレージ大さくせん」(XBOX360:MS/Rare)で遊んでいます。基本はゼルダのようなフィールド探索のゲームですが、展開によって普段いる街から外の世界に出てそこで成果を残し次の世界への扉を開く、というのを繰り返していくゲームです。レア社大得意のジャンル。

 で、今回のキモは自虐的ゲームネタ…もなんですが(ここ10年のコンシューマーに詳しくて任天堂ハードを過去に使ってた人は絶対吹くと思う)、タイトルにもありますがガレージでの乗り物作成です。街中に転がってる部品箱を拾ってきてどんどんパーツを増やすのは結構手間ですが、できることが広がるとその分開発の余地もできるので本筋を頑張る後押しにもなっています。

 出来上がる乗り物は外の世界でしか使えないのですが、そこでのチャレンジに最適な構成の乗り物が存在するだけで展開は随分変わります。(例えば燃費度外視の超高速スポーツカーを作っておくと2つ目の世界のチャレンジがこっちがぽかーんとしてしまうほどあっさり終わる、とか)

 乗り物の組み立てですが、レゴブロックとカプセラの中間みたいな感じです。最小限必要なのはクマ(笑)←運転席のことなのですがゲーム中皆で主人公のバンジョーをクマクマクマクマ言いやがるのでw。カズーイはトリ。おっと横道。あとは発動機(今のところエンジン、複数掛けもOKだけど燃費は落ちる)、燃料タンク、そして車輪などの発動機の力を物理的な力として作用させるもの。一応、前から車輪>エンジン>クマ>燃料>車輪(車輪以外は順不同だけど…説明後で)でバイクができます。中型エンジンだと結構速いです。

 しかしこれは全くシンプルなパターン。例えば4輪を作るとします。さっきのバイクの車輪を外し、エンジンと燃料タンクの横に車輪をつけてみます。4輪車になりトラクションが向上しますが、上から見て3×3のこのトレッド&ホイールベースでは車は地形にひっかかるなりすっ転んでしまいます。というわけで、実用最低レベルの長さと幅というのが出てきます。でもこれだけでは終わりません。

 例えば車輪間の繋ぎにボディパーツ(いろいろあります)を使って、エンジンや燃料タンクなどを後方に集中させたとします。テストコースに出すと前輪がつきません(笑)。
 また、パーツの底づきがあると当然車は走りませんし、重量バランスが悪いと均一な加速が得られないどころか段差を超えた時などに安定しなくなります。
 私がやって自分で吹いた例では、障害物を押しのけられるようにドーザーを作ってみたら、ドーザー部分の重さで車両が前につんのめって動かなかった、というのがありました(笑)。本物よろしく後ろにカウンターウェイトを乗せたらようやく普通に走るようになったのですが、今度は障害物を払うつもりでつけたドーザー下部の部品が実際には地形に頻繁にひっかかって、最悪下り坂でスタックすることが判明。これは取っ払いました。
 リヤのカウンターウェイトもただの重りじゃ勿体ないかな、と思いトラックの荷台に変更し、エンジン等をリヤ寄りに配置しました。ここでようやく安定、という感じでした。

 その後翼が手に入ったので、後々手に入るらしいプロペラの入手を我慢できず鳥人間コンテストよろしく地上を走って揚力を得て短時間飛び回るグライダーカーの作成に入ったのですが、翼の位置(高さや前後関係)や設置幅、使う発動機の数、そしてその配置バランス、また地上走行時加速に重要な車輪の位置などを吟味していったら都度結果が異なったので、結局納得するまで3時間以上ガレージに居ました。それでも現状がベストとは思えてないんですよね;これでOKなのかは実際にフィールドで使った時有用かどうかで決まると思いますが。

 で、作成した乗り物ですが、設計図というかたちで残すことになります。メインワールドでは使えませんが、それ以外の世界では好きなときにポーズボタンで呼び出して乗り物を再構築できます。設計図システムのおかげで複数の乗り物の間で共通のパーツをシェアできますから、現実のように「今アレに使ってるからあの部品は使えない」ということは無いです。ゲームだから普通かもですが。

 上記ではたまたま2つの目的(押しと運搬/滑空)の例を示しましたが、速度を競う場合もありますし相当荒れた地形を走り回ることもあります。ミニゲームで結果を出したければ自作ビークルの性能追求をすることになります。合理性を突き詰めるだけでなく、ボディパーツを使ってデザインを狙ってみることも可能です(笑)。

 ただ軽いだけではうまく飛べないとか、4つ足がしっかり地面をとらえて初めてポテンシャルが出るとか、計量なパーツを上に持っていき重量物を低くすることで安定を得るとか、いつも私たちが乗り物で客観的に捉えている要素を、全て主観的に駆使することになります。惜しむらくは部品を探す手間があり、そこにある程度アクションゲームのスキルが要求されるというのが「開発」を楽しむ上で邪魔なのですが、それがあってなお非常に「当たり前」を構築するトライアンドエラーは楽しめます。最小構成で最高速という実績や、一定以上の特大構成で最高速という実績もあり、どんな手段で達成しろとは書かれていません。どんな部品が出てくるかわくわくしますし(切り離しができる部品があって、ガレージの長が「ロケットは燃料タンク切り離す。あれと同じ」と部品の説明をしていました。先々そういう用途の部品が出てくる、ということです)自分が先人の知恵にどれだけ近づけるのかという好奇心も湧いてきて非常に楽しいです。

 とりあえず、乗り物に触れてその性能に悲喜した後、今後必ずこのゲームを思い出すと思います(笑)。

 お子さんがいる家庭に是非1本だと思います。凄いものを作るかもしれませんよ?
 先に書いたとおりプレイアジアだと現在の相場で920円ってとこだそうです。たくさん買ってゲームわかる人にバラ撒きたい気分です(笑)。そして皆で発明くふう展を。

|

« 個人輸入やるなら今週末かな。 | トップページ | Amazon観測。090911版。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 個人輸入やるなら今週末かな。 | トップページ | Amazon観測。090911版。 »