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2009年7月14日 (火)

愛すべき同胞であり、リアルに存在したスーパーヒーローでした。

コネタマ参加中: あなたにとってマイケル・ジャクソンとは?

 MJというとミュージシャンであるという事よりも先に、セガのアーケードゲームのファンであるということを思い出します。ギャラクシーフォースIIなどの体感ゲームを個人所有しているということで、当時の私は彼を大変羨ましく思い、かつ同じものを愛する同胞としてとても親しみを感じていました。

 その繋がりで彼の映画ムーンウォーカーのゲームはセガから発売され、その監修は彼自身が行っています。、アーケード版とメガドライブ版が発売されたわけですが、全体的な完成度としてはいずれも微妙だったものの「マイケルらしさ」のエッセンスは十分に詰まっていたと思います。
 アーケード版のエンディングは彼の日本公演だったかな、どの曲か忘れましたが足下をずっと映してステップだけを流すという非常にクールなものでした。ゲーム中は必殺技での帽子飛ばしがやたらと格好良かったです。
 珍作として名高い(笑)メガドライブ版も、彼の数々のアクションを網羅しているだけでなく、1面の冒頭は映画の通り(スムースクリミナルのショートフィルムのように)コインを弾いてジュークボックスに入れるところから入るなど、再現度高かったです。
 特にMJ本人が驚いたのは、メガドライブの音源スペックで楽曲を高度に再現したことで、これに関して大変な賞賛の言葉をスタッフに贈ったということがありました。

 後年、ムーンウォーカーのゲームの開発に携わった方がスペースチャンネル5という壮大なストーリーつき(笑)のダンス系リズムアクションを開発していた時、その話をMJ本人にしたら「是非出演させてよ!」ということになり、なんと最終面にノーギャラで出ています。敵に捕まりながらも「ポー!ポー!」とあの声を上げ続け、救出後には「サンキューウララ」と主人公の名をちゃんと呼びます。役名はスペースマイケルジャクソンです(笑)。舞台が宇宙のTV局なのですが、2作目では局長という立場で再登場しています。

 訃報を旅先で目にした時は唖然としましたが(都内から外房に旅立つ日、行きつけのドールショップで彼のドールを見ながら馴染みの店員さんとお喋りをしたばかりだったので)市川まで戻って食事をしながらニュース番組で彼の過去を見ていくうち、ああ、彼は亡くなったのではなくて、帰ったのだなぁと思いました。
 あれだけ群衆というものにいじめられながらも、最後まで世界平和のために戦った。戦い方とその相手こそ違うけれど、彼はウルトラマンのようなものだったのだと思います。本気で。だからあまり悲しくありません。きっと彼はまた帰ってくるだろうから。そう、人類が宇宙により踏み出した時代、今度はスペースマイケルジャクソンとして。

 その時まで、彼が目指した世界に少しでも近づいておくのが、私たちに残された宿題だろうと思います。星から来た男である彼に頼らなくても、地球人は力を合わせられるようにならなければならない。あらゆる困難に一丸となり立ち向かえるように。

 また会おうMJ、今度は平和な地球の上で!

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コメント

はじめまして。ダナと申します。
ココログのコネタマの「あなたにとってマイケルジャクソンとは」から飛んできました。
私もココログに一応coldsweats01参加しているのですが、マイケルについてのコネタマはとても書くことができず、沈黙したままでした。が、ぬまにゃんさんのこの記事は、自分と同世代ということもあってか、心揺さぶられました。
そう!マイケルは、アニメとか、ゲームとか、イラストとか、私たち(古い言葉でオタク?)が好きなものが大好きでしたよね!
一番に思い出すのは、いのまたむつみさんの宇宙皇子のイラストをマイケルが気に入っちゃって、いのまたさんに会いに行ってしまったことです。当時、『ニュータイプ』にデカデカとツーショットがのっていました。また、しばらくしてからのPVに聖闘士星矢?、オネアミス?みたいなアニメを使っていたり、セガのゲームにしてもそうですが、音楽ファン以外の同胞がにやりと笑ってしまうような小ネタを時々使ってくれてました。
そういう観点から、マイケルに好意的かつ冷静な目線で鋭くコメントをされていたのは(ザっとしか見てませんが)ぬまにゃんさんだけでした。
なんだか、マイケルが亡くなってから、しぼんでいた自分の気持ちも少しスッとしたような気もします。ありがとうございました。
ところで、岩手県在住者ということで、自分も同胞であります。私のココログは続くかどうかわかりませんが、暇な時にちらっとでも見てください。

投稿: ダナ | 2009年7月20日 (月) 21時42分

ダナさんいらっしゃいませ。
同じ事を思った方は絶対多いと思うのですが、意外と私たちの同族の皆さんは今回の件口を噤んでらっしゃいますよね。ちょっと残念です。
辛い事が多い彼だからこそ、本当に楽しい、心揺さぶられるものに素晴らしく敏感だったのだと思います。そうそう、宇宙皇子の話題とか世代的にはとても有名ですよね。今でこそジャパニメーションは世界的にポップカルチャーとして高い認知度を得ていますが、マイケルはその先鋭を行っていたとも取れると思います。ジャネットとのデュエット曲のPVでも日本のアニメがちらっと流れますしね(笑)。
スキャンダル等の側面でネタにされるのは「どうでもいい有名人」でしょう。私たち(と言って構わないでしょうか)は苦しむ仲間を捨て置ける世代ではないと思います。そしてマイケルは仲間だと私は信じたい。そして素晴らしいヒーローだと。

日本のアーティストでも自分がヲタ系ですよとカミングアウトするようになってきたのは、やはりマイケル好きな皆さんからだったように思います。そういうポジティブな影響をたくさん残していってくれたおかげで、昔より私たちはずっと「生きやすい」社会にいるように思います。

たくさんのものを残してもらったように思います。

岩手のココロガーって意外と少ないですよね;
私の自動車のお師匠さんのとこ(右リンクのBLACK LAY)がヒット数では県別だと相当上な筈ですが、他あまり聞きません。あまり必死になりすぎないこと、ほんっとーに普通のことでもさらっと書いてみるのが長続きの秘訣みたいです。ダナさんの今の芸風がとてもブログらしくていいと思いますよ。
私たち県民が日々見て触れているものは意外と豪華らしいです。お互いいろいろと書いてみましょう、これからも。
(米朝ネタがやたらおかしかったですw)

投稿: ぬまにゃん | 2009年7月27日 (月) 20時54分

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