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2009年7月23日 (木)

MDR-D777の慣らしとか、放課後ティータイムとか。

 今日サウンドウォーカーことソニーのヘッドフォンMDR-D777SLが届きました。出力領域を単純数値で一般的なカナル型ヘッドフォンの上限(20KHz)の4倍(80KHz)まで拡張してある、SACD対応ヘッドフォンの一つです。他社だとこのクラスはびっくりするような値段ですが、ソニーのは一応常識的な価格に収まってます。ヘッドフォンにおいてはC/Pならソニー(笑)。

 とはいえHDドライバーといわれるSACD向け出力まわりにはやはりコストがかかるようで、プラ部品が多く若干扱い怖い感じがします;無理な力がかかるとぽきっといきそう。

 で、早速エージングとシェイクダウンをしていますが(ボリューム上げてかけっぱなし)、初期状態は結構ひどかったですね(笑)。価格COMのレビューでただ一言「こもってる」と書いてガン無視食らってるおばかさんいますが、エージングなしの状態の評価はそれで概ね合ってます。XB700の時もでしたが、届いた直後のソニーのヘッドフォンはどっかの音域がごっそり抜けてます。(聞こえてはいますがバランス的に低い)

 意外なことに低域~中低域がばきっと前に出ていて、中域~高域がぜんぜんだったので(iPodで言うならイコライザ設定がTreble Boosterでまともに鳴る、みたいな)2時間ばかりPSPのプロジェクトディーヴァでイコライザJAZZのフルボリュームでミラクルペイントのローテーションかけておいたらちょっとずつマシになってきましたが、やっぱり1日2日で育つほどヘッドフォンは簡単じゃないなぁと。しばらくは時間が許す限りエージングです。

 とはいえ基本的な音の厚みが凄まじく、同じ音量と設定のままでXB700と入れ替えをやると、XB700の上が軽く聞こえます。ハウジングが広いのでXBの方がいわゆるライブ感というか空気感はありますが、D777は全般に音が分厚い。他のヘッドフォンで聞こえなかった音がちゃんと出てます。プロジェクトディーヴァの収録曲で今までぜんぜん気にしてなかったのに、よく聴いたら左チャンネルでシンバルがずーっと鳴りっぱなしでうるさい曲があったりとか(笑)(どの曲でしょう?w)。あとヴォーカロイド特有の現象でしょうか、音声のはるか上にいらないノイズが乗っかっていて、それをちゃんと削ってる曲と削ってない曲があります。(意外なことに超有名なあのユニットの看板のあの曲とかそうです)レコーディングの時に波形のフィルタかければ一発で除去できるのに随分簡単な作業で手抜きしてるもんだと思いました。

 てな感じであら探しができるという意味ではソニーミュージック御用達のMDR-CD900STもかくやですが、エージングが済んでない現状、解像度で全く及んでいない感じです。アキヨドの十分に育ったデモ機では全域の密度が対CD900STで一段厚いのを確認してるので、上手に育てていきたいところです。

 余談ですが初期状態のD777で聴いてみるならミク曲ならFar Awayがオススメです。音域ドンピシャで、ヘッドフォン差し替えで比べた時すごくわかりやすい。

 というわけで今はiPhoneで「放課後ティータイム」のDISK-2(ライヴテイク)をローテさせて慣らしてますが、音の方向性が均一だからあまりエージングには向かないかも;現状、イコライズなしだとこもっちゃいますね。(どのヘッドフォンでもiPodはデフォだとこもるという話もありますが)

 で、放課後ティータイム。
 DISK-2だけでいいつもりでいたんですが、やっぱりそれぞれいいです。
 ふでペンは文芸部を目指していた(笑)澪さんが歌うのがやっぱりハマる感じです。印象だけでなく、メロのラインが声質に合ってる。澪さんあまり高音出ない子で、際だって高い部分では裏声を使うんですが、それがふでペンの時にドンピシャで。セクシーです。唯はあんなノリでもヴォーカルとしては才能相当あるので、澪さんが裏声のとこ普通に歌っちゃうので(笑)そこが微妙につまらなかったりします。なのでスタジオミックスはいまひとつ。
 他は概ね唯でいいかなと。前に出てくる二人以外のヴォーカルも聴きたかったですが、そういうのは今後あるのかな、と。

 スタジオミックスのいいところは紬さんが弾く部分以外のシンセのパートが打ち込み増強されるところです。よくないとこは唯が微妙にやる気ないとこ。あの子はステージの上で沸騰するタイプなんだなぁと(笑)。それは律のドラムの音にもなんとなく出てる気がしますが。

 ライブテイクの方はいいところはやっぱり唯が本気なところ。ふわふわ時間の歌い出しが凄いんですが(聴き比べ推奨)、いわゆる前のめりヴォーカルで音節の繋がりがやたらかっこいい。歓声と手拍子が曲の前後しか入ってないのが惜しいポイントです。12話テイクの肝はアリーナの熱気を象徴するガヤですからねー。あそこまで含めて曲なんだけど、やっぱりポニーキャニオンはアイドルの会社らしい。(幸いランティスと違ってレコーディングは丁寧だと思うけど)

 けいおん!をアニメに引っ張り出した人が伝えたかった事に「音楽は生き物」というのがあるのではないかな、と勝手に思っているのですが、アニメで十分伝わったそれがCDでは今ひとつなのが残念ですね。善し悪しに関係なく、同じテイクは無いところとか、奏者側の心情ないしテンション、もしくは鼓動、抽象的には命そのものが演奏ごとに投影されるのが「手作りの音楽」のいいところで、少人数セッションである軽音楽で輝く部分だと思います。増してプロとしてカネが絡む前の純然たるアマチュアという設定上の音楽ですから、まさにぴゅあぴゅあなわけです。今後の展開ではそこを大事にしてほしいです。

 そうそう、フルコーラスになったことでリズムギターであるあずにゃんの活躍が若干目立つようになりました。ふわふわ時間でワウペダルやエフェクター結構使ってるとこが凄くらしい感じ。でもその後唯のレスポールのディストーションのみ(+ディレイ?)の速さで埋もれるところがかわいそうですが(笑)。

 しかし5人で誰が一番凄いのかと聞かれたら、今だと律と答えそうです。前から思ってたけど走る走る言われててもあの速さとスタミナものすごいよ。ライブハウスでお金取ってやってる人の演奏聴きに行ってもあれくらいの人あんましいない気がします。増してあの体格の女の子ですよ?;まあファンタジーだと繰り返し言ってきたとはいえ。いやはや;

 ちとお高いCDでしたが十分楽しみました。

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コメント

しまった、気になってきた。w<MDR-D777SL
とりあえず、一度店で使ってみないことには始まらないですねぇ~。
そして、自分に合うかどうか・・・ソコが問題です。
自分の耳が若干iPod&ドンシャリ系に慣れてしまっているので、どう感じることやら。。。

同じアルバム買ったが、まだ未開封。
今月同じ人の曲ばかり聴き過ぎているせいなのですが・・・。(^^;

投稿: よっさ | 2009年7月23日 (木) 23時48分

D777SL、アウトドアヘッドフォンなのに外に向いてません(笑)。折り畳みとかフィット感的な部分では音漏れないし凄くいいんですが、外側のノイズに弱いですねー;静かなところで使わないと良さが生きてこないかも。出張時のホテル用ヘッドフォンかと思ったよw。

持ち運びを考えないなら、アキヨドでソニーの視聴機の横にあるヤマハのモニターヘッドフォン(4000円)が実は値段のわりに凄くいい音出るけど、あれコードが長すぎて持ち歩けないんだよね;

今ヨドに置いてあるヘッドフォンの小冊子は面白いから、一度読んでみるといいよー。カナルならモンスターケーブル社のを試したいねー。

投稿: ぬまにゃん | 2009年7月27日 (月) 21時00分

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