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2009年6月20日 (土)

引き際を見極める。

 某北方領土問題対策団体から、今年は行かせない旨の書簡が届いたので、いい機会なのでこの問題に進歩的に向き合うのを止めて、連盟からの離脱と今までの渡航で当事者の皆さんから伺った「あの場所で起きた真実」を文章化して公開する方向に方針転換しようと思います。

 公開後、正式な歴史認識として認められれば(絶対ないけどね)高確率で日本が領有権を主張することは不可能になりますが、これで行き詰まっている国交の部分にそろそろケリつける方が主に日本側の経済界のためになると思われるので。

 年度頭のサハリン州の態度硬化以来、どうも「優先渡航は今年あたり最後かもしれない」という空気が出来上がってきたらしく、行ったことない人間を送り込んで都合いい説明を吹き込むことにご執心なようで、事実を元に、という認識から交渉を公の場でやるつもりが皆無な日本政府的には取材をやるような人間はどうも邪魔らしい、ということもあり「ああ、こりゃあっても来年以降も見込みねえわ」と思ったので、無駄な心配事は減らすことにしました。

 65年間できなかったことが66年目以降どうなるかをぼんやり傍観することにします。ケリがついた頃にでも史実を公開すれば納得も行くでしょうし、そもそも官の側の当時の当事者がもうおそらく双方に不在なので、責められる人間も出てこないでしょうし。

 それこそ直近のエントリにあった住みたい田舎という感じで好きな場所だったけど、あそこにはいずれパスポートを持ってまた行きます。(というか、次は大陸の方かな)

 しばしお別れだ、国後島。博物館の館長先生と再びご挨拶することが叶わなくなりそうなのがとても残念だけれど。

 税金の無駄遣いの責任追及の余地がここにも相当額分存在するわけだけど、政権交代しちゃったら矛先が当事者に向かないんだよなぁ。ま、仕方ないか。

 もう国のコマとして「被害者の末裔」扱いで便利に使われるのは嫌。生まれたくて戦争難民の子として生まれたわけじゃない。

 協力を頼まれていた某団体の関係者さんには悪いけど、パイプ役だった方が大ポカをやりまして現在私とは無関係なので、他当たって下さい、てな感じで。

 

 これで少しは普通に生きられるかな。

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