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2009年5月21日 (木)

意気込みとデザインは買うが惜しいなぁ。

関連リンク: 2011年のルマンマシン!? EVスポーツのスタディモデル | Response..

 とりあえずデザインがとてもすばらしい(笑)。いろいろ混ざってる気もするけど、ニア・フォーミュラ・レイアウトのプロトタイプ系デザインでは秀逸な部類に入るのでは。

 でも現状の性能だとルマンへのエントリーはまだ早い気がします。加速性能も十分ではないと思うし、何より最高速度が低い。軽く作ると上が出ないのはわかるんだけど、残念ながらぜんぜんレースカーの姿をしていないEVにはるかに速い車が既にいくつも存在しているし。

 まあ、24時間のエンデュランスに対応できる設計であることが最大の売りなのかもしれませんが、燃料補給にあたるバッテリーチャージをどうするの?というのも直面する問題だと思うし。バッテリーごと載せ替えがOKだとしたらレギュレーション的にはだいぶ有利になるし、チャージ待ちしないといけないなら内燃の車とは勝負にならない。

 あと、あの重量であの馬力でその速度ってデータ間違えてない?という気が。でなければあの素晴らしいデザインはとんでもなく空力悪いかどっちかですな。(確かにディフューザーとか無いし、塞いで空力稼ぐべき部分が塞がれてなかったりしますが)コーナーの脱出速度が電気自動車故に速い、という可能性があるにしろ(コーナーごとに有利になる可能性があるにせよ)、現状では内燃の車に追いついてるか少々疑問です。

 完走に意義がある、ならルマンでなくていいのですよ;ニュル24とかの方が向いているはず。

 にしてもレスポンスのライターの、「こんなスーパーEVマシンが、2011年のルマン24時間に出走するとしたら、アウディやプジョーにとっては、脅威となりそうだ。」には苦笑い。現時点で既に負けない(数十歩先にいるよ;)し、アウディの2011モデルがどれほど進化してるか正直想像できないですもん。

 それよりまっとーなEV技術を持つ会社がガチで作った競技用EVが出てくる方が恐ろしいと思いますけどねー。燃料電池車からスピンアウトさせた技術でホンダがEVのルマン車作っちゃったら凄いことになるかもしれません。

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コメント

そういえば,アメリカのEVメーカー・テスラ(良い名前♪)がダイムラー
の後ろ盾を得たそうですね.
ロータス・ベースのEVスポーツカーから独自のEVスポーツセダン
(しかもリーズナブルな価格で!)に短期間でステップ・アップした
同社が資金力をさらに得たならば,ル・マン級のスーパーEVも作り
上げてしまいそうな気がしますね.
〈パノスといいサリーンといい,アメリカのスポーツカーは意外と
ル・マンと親和性が高い感じが…〉

投稿: Jolly | 2009年5月21日 (木) 20時31分

テスラはグダグダで存続やばかったんですが、これで首繋がったものの相手が寄生虫のD社なんで、貰うもん貰われたあたりでテスラは野に捨てられてしまうのでしょうねー。三菱はグループ総力で守ってなんとか健全化したけど、クライスラーは駄目だったし、D社出てくるのは死亡フラグだと思います。

ただ、米国メーカーはちょろっとデザインスタディ出して結局売らない欧州と違って、一度始めたら会社がどんなに傾こうが最後までやり抜くんで(笑)、もしテスラがEV競技車やると言い出したら本当にやるでしょう。

ルマンと親和性高いのは構造のシンプルさに由来するんでしょう。部品点数が少なくて実績がある仕組みの方がエンデュランスでは有利だと思います。エンジンの仕組みが古いマッスルカーも捨てたもんじゃないですね。
エンデュランスマシンってのは実は機敏に曲がるもんじゃないという話を片山右京さんがしてましたんで、芸風的にも合ってるんじゃないかと。

投稿: ぬまにゃん | 2009年5月23日 (土) 12時28分

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