カヴァーしたことある曲にやっぱり思い入れが。
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とにかくキャッチーかつ覚えやすく歌いやすい曲が多くて、しかもやってて楽しい。
彼らにはそんなつもりは微塵もなかっただろうけど、音楽をパッシヴなものからアクティヴなものにしたところが、彼らの最も素晴らしいところだと今でも思います。
私が学生時代にバンドに参加してた時点で既に音楽としては遺産の部類だったけれど、少しも内容は古くないというか、むしろ当時日本で流行していた、最近逮捕された某音楽製造家(作曲家やミュージシャンでは決してない)の派生商品の数々より言うまでもなくはるかにまともであるし、いろいろなしがらみが存在したわりには、私の世代の頃には学校の授業(英語と音楽の両方)で使われていたという普遍性も。彼らの曲は、音楽に関わるなら「影響を回避する方が難しい」とさえ思えます。
キリストを批判したジョンこそが実はキリストの生まれ変わりだったんじゃないの?と皮肉めいたことを思ったりもしつつ、彼らの歌は今でも私らの生活にごくごく普通に寄り添ってると思います。
前振りが長かったですが個人的ピックアップ。
Come Together
地味な曲ですがステージでやってみると意外と来るもんがある曲です。
A Hard Day's Night
パート分けが楽しいビートルズのカヴァーの基本中の基本。
Help!
なんというか、避けて通れない道(笑)。そしてなんとも日本人向けな。
Please Mr. Postman
英語の授業でやりました。高校ん時の英会話の先生は理解ある先生で楽しかった。
Slow Down
バンドのリードヴォーカルの二人の掛け合いを聴くのがいつも楽しみだった歌。
Twist and Shout
バンドでやる時はこれはシャレの部類(笑)。特にビートルズに入れ込んでた友人がスタジオで練習してる時とかに主に歌ってたような。ステージではやらなかった。
She Loves You
これはステージでなく、学校でパーティーか何かの時にやった記憶が。覚えやすい歌でメロディラインも「らしい」ので楽しかった。
Helter Skelter
これは凄く限定的かつ変則的な好みだけど、オリジナルよりBOW WOW(これをカヴァーしてた時期はVOW WOW)のパフォーマンスが好き。とてもXボンバーの主題歌の人たちと同じと思えなかった(笑)。オリジナルを聴くと「本当にこんなに昔にこれをやったのか:」と驚愕するわけですが。メタルだパンクだ言うならまずこれを超えろと言いたい。
Hey Jude
聴くのが好きなナンバー。英語の成績よろしくなかった私にもわかりやすい歌詞で、かつ今ではよくある背中を押される系の歌の原点、みたいなところが。
Can't Buy Me Love
これはステージでやってて一番楽しかった曲。他のバンドの皆とセッションした記憶が。周囲のオトナたちにも好評だったのが、愉快というか痛快というか。
Yellow Submarine
これもスタジオリハの時に冗談でサビだけ歌ってることが多かった曲。ステージング映えないんで流石にバンドのナンバーには入ってなかったけど(笑)、皆知ってるから。上がったテンションがだるーくなるので良い。坂本冬美さんのも素晴らしかったけど(笑)。
Revolution 9
最後は変わり種。バンドの友人の家に遊びに行って聴かせてもらって、ビートルズのナンバーで個人的に一番びっくりした曲は実はコレ。引き出しどんだけだとか、ほんとにビートルズなの?とかいろいろ思ったけど、一番感じたのは「もしかしてコレからテクノに派生したのかな?」というところ。
およそ「作品」となるもの全て、名作に旬はありません。
面倒ないろいろを取っ払って、もっと自由にあの素晴らしいディスコグラフィーを楽しめるようにしてほしいものだけれど、それがいまいち叶わないのが残念です。まあ、その不自由を含めて彼らは伝説なのかも知れませんが、閉じたものにならないで欲しいな、と。
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