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2008年12月29日 (月)

なんとなくわかってきたこと。

 昨日はKさんとおうじせんせいというものすごく濃い年上の方々とお食事会でした。普通の夕食時スタートですずやで閉店まで(笑)。

 びっくりするような話をいろいろ聞きながらも、一番思ったのはお二人のその知識経験のレイヤーの深さに唸るという部分より、「自分は前進をやめていない年上の人とお話をしたかったんだ」というわりとシンプルな部分でした。

「こんなことがあったよ」で終わる人の話ってわりと教訓とか残らないです、知識としては得るものありますけども。
 でも、事が現在進行形の皆さんのお話は、「こんなことがあったから、こうしていかなければならないし、次はこうするつもり」まであるので、ナルホド!とレイヤー浅い私でもすごくわかりやすいし、話に加わりやすいので楽しいです。出向とかで仕事してる時は現場の主任さんとか副店長クラスの方からいろいろ教えていただいてましたが、自営になってからなかなかそういう機会が無かったから。

 自分が進んでいる最中の皆さんって、まだ足りないものがあるってちゃんと自覚があるから、一歩引いて(それこそ後進の私の気持ちを汲んでくれるくらいに)自分が適切に切り出せる内容のレイヤーの話を(理解できているからこそ)くだけたレベルで話してくれます。これは昨日お食事したお二人に限らないです。好きなこと、興味があることの話で知らない話をいろいろわかりやすく正確にしてもらえると、それはもう脳がシャワシャワと音立てるほどに刺激になるのですよ。お話してて気持ちいい。

 昔から年上の方と話すのは好きですが、どういう年上と話すのが好きなのかまで考えたことなかったので、なんとなくいろいろ殻が破れた気分でした。

 お二人同士の会話は凄く毒舌なのですが(もちろん長い付き合い故に生まれるものですが・笑)、付き合いがまだ短いせいかもしれませんがお二人ともそれぞれに凄く私に優しいのもなんか嬉しいです。私が気配りして頂けると助かること、こちらが切り出す前にこんなに察してもらったの初めてかもですよ?

 そんなわけでかなり気持ち的に満足したので、もう帰ってもいいかもって気分になってます(笑)。今日は付き合い長い慎ちゃんと10年ぶりくらいで直接会うので帰らないですし、どのみち切符は3日目に合わせてるので滞在はしますが(笑)。3日目は遅く入ってゆっくり差し入れ巡回かもです。としさんとお話してて楽しいのもおんなじ理由かもとふと。

 そんなわけでそういう大切な人たちに私ができることをしたい、のかけらが自分なりに気持ちを込めて選んだおみやげです。現地でのお手伝いも可能な限りしますし。ほんとはお仕事でお手伝いできるくらいになりたいんですが、未熟なのでぜんぜんその領域に行けません。私が頑張るべきことは、「恩返しができるスキルを身につけること」なのかもです。

 で、おうじせんせいに昨日のエントリの件を話してきました。
 おうじせんせいの同人誌を11年前に入手したのは、実は私ではなく私をやっぱり可愛がって下さっていた地元のご近所の年上の方です。兄の高校時代の同級生で、私の車のお師匠であるLAY師を通じて知り合ったのですが、当時未成熟だった同人誌の通販を積極的に利用されてて、その中で購入した本におうじせんせいの本があって。
 私が凄く面白いと喜んで読んでいたら、「あげるよ」と言って下さったのでありがたく頂戴して。

 その後兄が私が尊敬していた仕事をすっぱりやめて地元に戻ってきて何するでもない生活を始めたあたりで兄弟仲悪化したのですが、兄とその方がツルむようになってから私は疎遠になってしまっていました。

 そして悲しいことに、その方は労働基準法を完全に無視した就業形態を苦にされて自殺してしまった事をあとでうちの家族から聞きました。あんなにお世話になったのにお葬式にも出られませんでした。悔しかったです。

 でも今年、多忙だったその方の楽しみだった同人誌の著者の方と知り合うことができて。生きてらして時間があればきっと手を伸ばしたかったんじゃないかなと思うところに、とりあえず私が来ることができて。かわりに、ですが、凄く楽しんで、そのことを著者ご本人に伝えることもできて。私なりにその方…Iさんに恩返しできたかな、と思い込んでいます。Iさんがいなかったら、私今ここにいないんですから。

 その話を聞いたおうじせんせいは神妙な顔をされたあと照れ笑いをされて(Kさんが事前にそれを予言してたのがちょっと面白かったですw)、そして「じゃあ仏壇に供えられるような本作らなきゃなぁ」と冗談交じりで仰った後、「今のいいかげんな本じゃ当時の読者さんがっかりさせてしまうから、頑張って描くよ」って優しい顔で。「マンガ描きのプライドですか?」と聞いたら「もちろん」と仰っていました。

 Iさん、私、頑張ってるよ。でも無理しないで、楽しみながら頑張ってるよ。

 そしてその後ホテルのロビーでおうじせんせいから私の得意分野で相談があったのでそのお話をしたりとか。話の流れで、おうじせんせいKさん間で私の位置づけがらきすたの小早川ゆたか(笑)ではないのかという話になりましたw。主に病弱の部分で!
 大事にされつつも邪魔にされないキャラ定着目指して(萌えはさておきw)がんがります(笑)。

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コメント

よくぞこのエントリをお書きになりましたね。さんざん世話になったIさんに返しきれてない事柄は数多く、彼のことを忘れたことはありません。今でも秋葉で同人誌を買い漁るとき、初めて彼をあの町に連れて行ったときのことを思いかえします。私も停滞してる場合じゃない、Iさんやぬまにゃんさんに対して恥ずかしく無い日々を過ごさねば、と月並みながら再認識しました。前に進まねば…がんばらねば。

投稿: LAY | 2008年12月29日 (月) 08時00分

今回の事と別に、二度とあんなことが起きないように、というのも私が常に思うことです。お節介と思いつつも仕事に関して口を挟むことがあるのはそのせいで。

恩返しと同時に、無駄にしない事も大事だと思っています。一人守れませんでした。二度目が許されない失敗をしたと思っています。だからこそ自分の命を守る以上に縁ある人々を守るという意識が強くあります。

投稿: ぬまにゃん | 2008年12月31日 (水) 12時56分

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