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2008年11月18日 (火)

欲しくなったら「買う」。

 シリコンオーディオプレイヤーは、随分前にマクセルが出してた名刺サイズでスマートメディアが記録媒体というモデル(MusicBIT!CROSSFORM)を随分気に入って使ってたのを最後に、専用機を買っていませんでした。発売日に購入したPSPがマルチメディアプレイヤーとして非常に優れていたことに、ごく早い段階で気づくことができたので。(当時はメモステの価格がネックでしたが意地で払いましたとも、初物相場を;)

 オーディオプレイヤーはiPodが何かを犠牲にしながら(毎度完成品を作らんところがまた嫌いでね>ジョブス)進化したおかげで周りが引っ張られたので、専用機ならではの取り回しができることは知っていました。でもPSPの音楽再生機能での妥協を崩すレベルじゃなかったです。実際、第4世代のiPodと初代iPod Shuffle2台を懸賞で当ててますが、「いらない。故障された時面倒だし」でさくっとオークション流しでしたし。ただ、Classicはデータキャリアとして持っててもよかったかな、と少し後悔しました。操作感は面白かった。

 その後毎回iPodのNANOには惹かれてたんですが、「保証規定で他社と同じ土俵に下りるまで絶対アップルは買わない」と決めてたので今でも見送ってます。オリンパスがxDやめるまでカメラ買わない誓いと似たようなもんです(苦笑)。あーでも、保証が正常化されても今程度だったらたぶん他社です、試聴した範囲でiPodの音がいいと感じたことは一度もない。

 ってiPodがいやーんってエントリじゃないんだった。去年ソニーのICレコーダー兼MP3プレイヤー、ICD-UX80を買ったのですが、素晴らしい音質でMP3ダイレクト記録を行う上再生自由度もICレコーダーらしく高く、そして記録した素材のみならず本体が直でUSBバスに刺さるスタイルでPCから気軽にドラッグ&ドロップで曲足せて、そのMP3ファイルの鳴りが実はとてもいいというMP3プレイヤーとしての優れた側面も持っていたのですが、曲選択が面倒だったのとシャッフルプレイができないという難点がありました。なので、「うーん、そろそろシリコンオーディオプレイヤーあってもいいかな」と思い始めまして。

 XB700が外出先で音をぶちまける用ヘッドフォンだったこともあり(笑)、購入を契機にシリコンオーディオもチェックし始めました。順当にソニーに行くかと思いきや、微妙にソニー機は損した気分に。理由は「ノイズキャンセリングシステムが標準」。ヘッドフォン買わない人なら凄くいいんでしょうけど(性能的には再生ではMDR-NC22相当、ノイズキャンセル性能はそれ以上ですから)、私はUX80のためにNC22持ってますし(笑)、XB700繋いだらその機能は飾りになっちゃうし、ってんでなんか割高に感じてしまってたのです。

 そこでAmazon眺めてたら「ああ、そういやgigabeatなんてのもあったじゃん?」と。日本では売られていませんが、XBOX360と同期するデバイスとして海外ではMicrosoft Zuneというマルチメディアプレイヤーが売られています。初代の中身はgigabeatなのだそうで。色気ぜんぜんないマイクロソフト的インタフェースを踏襲する地味な機械とはいえ、OSとの親和性が良さそうだし、安ければ…と思ってたらT401S(4GBでQVGAの液晶つきの名刺サイズモデル)が7割引の5980円で。発作的にぽちってました(笑)。

 同期対象がWMP11という諸刃の剣的側面がありますが、普通にデバイスをストレージ認識させてドラッグ&ドロップでも使えます。邪魔なアプリをいちいち立ち上げるのがうざったいタイプなので、私としてはこれでよかったかなと。ビデオ見られますがWMP11が転送でしくるので、フリーソフトの類で変換…というのもアリなのですが、gigabeatは音楽だけでいいか、と。PSPもどうせ持ち歩いてるので、ビデオはそっちで。(ロケフリ導入したのでPSPは外でスカパー見る手段です。マクドナルドなら無線LANスポットあるので、100円マックのドリンクでお店入ってぼんやりTVが見られる)

 プレイリストを構築するのにWMPと同期させる必要がある、という不便がありますが(この不便さはあれに似てる、WindowsMobile用のHotSync)プレイリストが1つでいいならそこまでやる必要もなくて、お値段考えたら上の上って感じです。インタフェースがよろしくないけど、ガワはとてもよろしいし。そして音が思いのほかいい。UX80には少し負けてる印象だけど、イコライザーをカットして素の音で出してもなかなかいい音が鳴る。「高音域のデータがリッピング時ごっそり抜け落ちる※」という部分をデコードレベルで擬似的に解消する機能がついてて、使うと曲によりますが若干マシになります。

 ピアノ仕上げでやたら指紋目立つのが難点ですが、音量も十分だし今のところ文句なしです。定価あたりで買ってたら絶対文句言ってたけど(笑)。

 というわけで半ばXB700の連鎖出費ですが、何やらガジェット増えました。案外悪くないです。ちゃんと1年保証ついてるしね(笑)。

※TDKが高音域抜け落ちを防ぐタイプのリッピングソフト(出力先MP3)をわざわざ出してますが、基本的にはどのフォーマット※2でも特定周波数より上のデータが消失します。(でじぱらでてまりさんが「解像度感が…」と言ってたのは、シリコンオーディオで使うフォーマットのダイナミックレンジの狭さを遠回しに言ってるんだと思います)
 なので、音楽好きの人はいまだにポータブルCDプレイヤーを使います。オーディオテクニカのフルラインナップデモ用の什器で使ってるプレイヤーはシリコンオーディオではなく、某社のCDプレイヤーですよん。シリコンオーディオ向けのヘッドフォン探してる人は騙されないよーに(笑)。あそこまで高音出ません。
 感覚的にはそうですねぇ、動画で言うならDVフォーマットとMPEG2リアルタイムエンコードの差でしょうか。あれと同じ事が音で起きていると思えば理解しやすい?

※2 AACに代表されるMPEG4系オーディオの後期規格であるロスレス圧縮形式ALSやSLSはそれらを解消してるという謳い文句ですが…採用機あるの?

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コメント

未だにMDを使い続けている(汗)Jollyは,次の候補として
iPod classicに目を付けています.
魅力はその大容量で,120GB(あるいはそれ以上?−次期モデル−)
程度もあればCD音源を非圧縮で(!)180枚前後分は収めることが
できます.
これまでバッテリー容量の少なさ(24時間は保ってほしい!)
が理由でiPodを敬遠していたのですが,今なら
もう十分でしょう.
ただ今夏に新調したiMacのiTunesに,iPodがやって
来るときに備えて手持ちのCD音源を突ッ込んでいる
最中です.

投稿: Jolly | 2008年11月18日 (火) 21時50分

もう携行型デバイスはゼロスピンドルが当たり前になると思うので、これから買うならClassicは勧めません。
無圧縮対応はたった5980円のgigabeat-TでもWAVで可能ですが、結局のところ音の出口の回路の性能次第です。ちなみにgigabeat-Tは下がぜんぜんない。あと、これは当然ですがダイナミックレンジが広く表記されていてもどの領域がどの出力かはプレイヤー次第ですし、それを出力するヘッドフォンにプレイヤー側のキャパを完全にフォローするだけの能力がないとロスレスにする意味は皆無です。
むしろMDプレイヤーの方がいいものあるような;私なんてポータブルCDプレイヤー買い直そうかなぁと思っているところですよ?

もしiPodを買うなら実機試聴した上で(他社比較検討忘れずに)ヘッドフォンもある程度のものを買うべきだと思います。

投稿: ぬまにゃん | 2008年11月26日 (水) 20時47分

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