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2008年10月14日 (火)

最近発表の新型車ネタ。

 あーまず最初に釘刺しから。

 被検索で気づいて見たページで呆れたんで一言。
 二代目プリウスがインサイトのパクリと指摘されて、インサイトが初代プリウスのパクリとか逆ギレしてる電波と、二代目インサイトが二代目プリウスのパクリって言ってる電波はちょっと吊ってこい。
 前者の件は言わずもがな、タイミングがずれたものの開発は同時期で、その上全く別系統の技術とアプローチ。インサイトは元々モーターショーにJ-VXという名前で出したスポーツコンセプトベースなんで、はなからプリウス眼中になし。
 二代目インサイトは初代インサイトを今のホンダデザインでフェイスリフト(いや、リフトかどうかは疑問だが;)した上で5ドア化したもの。IMAを使用して簡素で低廉に仕上げてる点においてキープコンセプトで、まあ後ろ見りゃわかるがホンダの怒りが炸裂してると思うほど(これ正直吹いたけど・笑)リヤのデザインは初代インサイトまんま。写真見比べてみろと言いたい。

 とはいえ二代目プリウスがインサイトのパクリは少々イジメだったかもしれない。ダイハツのcd値の究極低減狙いコンセプト車のデザインでもおよそ似たような形になったことも根拠となるが、ぶっちゃけ空気抵抗を減らしてその分運動エネルギーを有効活用する上で、あの「後方視界を犠牲にしても後端を高い位置でぶった斬るデザイン」は非常に有効。
 色眼鏡とか抜きで経験則を書くと、プリウスはともかくインサイトは加速が異常なまでにスムーズで、三桁台に驚くほど早く到達する。理由はまあ徹底した軽量化のせいもあるしリヤフェンダーにスパッツつけてまで空気の抜け良くしてるせいもあるが、あの後端のデザインが効いている。

 以前にも書いた記憶があるが、ああすることで車体上面を流れた空気が車両後端に来た時に下方向に落ちて風巻きを起こし、そのことで車体が進行方向逆に引っ張られるという現象を防いでいる。少しでも抵抗の類を減らしたいあの手の車にとっては最良の選択肢の一つで、ホンダが使ったからトヨタが使ってはいけないという道理はない。指摘している人も多いが、遡っていくとCR-Xより以前にシトロエンが好んでこの手法を使っている。もっとも、あちらが空力まで計算してあのデザインを選んだのかは若干疑問だが。

 ただし、最近病気も治ってきたようだが(カローラを捨てた頃から随分まともになった)トヨタの「他社同系統製品のコンセプト泥棒」はハイブリッドに限らず一時酷いものだった。二代目プリウスもその製品群のと同じタイミングで発表されている上、後席上にかかるリヤハッチをわざわざインサイトを知名度で押しつぶすためにほぼインサイトと同角度のラインになるように下げてある。むしろ上げた方が上記の空力特性は発揮されたのに。実際、2シーター不人気というのもあったが、知らない人間はこぞって初代インサイトを2代目プリウスの真似と言い出した。トヨタの誘導に一般客がもろにかかったわけだ。
 ちなみに二代目プリウスはそのリヤハッチ形状のせいで、身長165cm程度かそれ以上の人間が後席に座ると、リヤのハッチを閉じた時上からのガラスの直撃を食らうという怖ろしい空間設計になっている。

 まあ、見もせず体感もせず文句を言うと恥かくんで普通こういう説明は不要なのだが、例によって某匿名掲示板の連中は「匿名の恥は書き捨て」状態でガンガン書いてるので、こと自動車ネタに関してはあの場所は利用しないことを勧める。素性が明らかでない人間の出すデータは、伝聞の歪曲である可能性が高い。だいたい、あそこの人間の何割が本当に車を運転してるんだか疑問だ。実際に運転したなら出てこない筈の発言が多すぎる。

 

 とまあやれやれな部分はおいといて。
 正直なところ「ええっ5ドアにインサイトの名前使っちゃうんですかぁ?」とワタクシ涙目だったりするのだが(笑)、そこはそれスポーツを別に出しそちらでCRの称号が継承されるとのことで、致し方ないのかなとも思う。でも「Insight」という名前に見合うコンセプトかと問われると…うーん?初代は確かにホンダにとってのそれであったと思うが、現状それにあたる車はFCXクラリティだろう。ハイブリッドが当たり前になるための車として二代目は存在するわけだが(プリウスは贅を尽くして実際値段も高く、ああ見えて一応プレミアムカーである。乗り心地はよろしくないが)、親しみがありかつ響きのいい車名を模索すべきだったのでは、という気持ちが今のところ強い。

 顔は概ねパリショーのまま出ると思われる(ライトハウジング除く)。リヤをあのまま出すのは若干オトナ気ないかもなぁと思うが(笑)、コンソール類が多分シビックHBからの流用であったりとコストダウンのためにしている努力がなかなかのもので、とりあえず実燃費や走りより今回はまず値段に興味が行く。シビックHBよりは下がっているはずなのだが。
 そしてこの車の値付けはすなわちFitHBの値付けにも直結する。そこそこのサイズのセダンとFitが同額というわけにも行くまい。同時に、経済性を期待する客に無駄装備つけて高額な車を売りつける愚行へのアンチテーゼでもあるわけだから、値段が高額では意味がない。シビックHBがあの値段でOKなのは、ドイツ車もかくやの脚と車体がIMA由来の優れた動力性能と見事に融和しているからであるからして。

 とりあえず発売が楽しみではある。ハイブリッドは過渡技術で、そう長期間販売されるジャンルではないだろう。(そうでなくては困る。電池のコストダウンが済んだらEVに進むべきであるし)それだけに、自動車史においてのちにマイナージャンルとなるであろうこの車たちは、一台一台の完成度にやはり期待がかかる。現状、「なんだ結局言い訳か」というエコロジー・エクスキューズの車が大半である。ホンダはまともだがトヨタはプリウスだけがエコカーと言えるもので、他は「それ、ダウンサイジングした別な車乗った方が余程エコ」という車だらけである。(ただし、HBにしたことで面白くなった車もある。ハリアーはHBがベストチョイスだろう。明確にガソリン車より面白い。ファントゥドライブのためにHB化するというアプローチもあっていいと思う。ただその場合エコについて語るべきではないと思う)
 この歴史が黒歴史にならぬよう、ホンダには頑張ってほしいところ。

 

 うわー新型インサイトだけで妙に長くなった;続き折り畳みます;
 ついでに固い文体疲れるのでゆるくします(笑)。

 

 LAのショーで新型アクセラがいよいよ出陣とのことで(アテンザから遅れることぴったり1年でしたな)、とりあえずセダンの写真が出てきました。

 なにこのRX-5あたりの車Σ( ̄□ ̄;!かっこいいじゃん!!とか思ってしまいました(笑)。いやもちろんロータリーじゃないので普通にマツダ3なわけですが、顔がもろにスポーツカーで。だいぶ驚きました。これ、クーペ欲しいなぁ…。ハッチバックにも期待かかりますが、どちらかというと(私もいいかげんしつこいけどw)BMWの318tiとかみたいなクーペハッチにしてほしいかもと。あぁでも先代アテンザスポーツの悪夢があるから(開口部でかくてボディ歪みまくりだったのです>先代のアテンザスポーツ MSアテンザがセダンベースなのはそのせい)やってくれないかー;うーん。日本で2~3枚ドアはもうロードスターだけでいいやと思ってるフシあるもんなぁ、マツダも。

 アクセラといえばハッチバックの印象が強い人がほとんどだと思うのですが、実はセダンもモディファイするとたいそう格好のいい車です。リヤが腰高なのがいいんですよ、最近ドイツ車はこの傾向やめちゃってますが、元々はドイツ人が好きな手法でした。今となっては珍しいですが、決してデザインが古いってことではないです。視界は若干悪いですが(笑)。で、新型のセダンも写真見たところ結構リヤは腰高。いやいやこれはびっくりだ、早く乗ってみたいもんです。北米のショーなのでセダンから発表したのだと思いますが(パリにハッチバック出さなかったのが意外…今はマツダ2で環境対策訴求って空気と判断したってこと?)早くハッチバックも見てみたいです。

 

 で、逆パターンですが(笑)、なんでハッチバックー!?と言われてたインプレッサに待望のセダン。でも上級グレードは準備されないとかで、「それってどこのスバルカローラ」という感じでだいぶがっかりです。とはいえデザインのまとまりは私は悪くないと思ったというか、結構好感持ってます。グリルのデザインをまだはっきり見てませんが、前まわりがすっきりしていればいい感じに見えるんじゃないかなと。ハッチバックモデルのローグレードと同価格帯で出てくるなら、動力性能にこそ不足あるものの広さとしては悪くないセダンになるはず。足回りを丁寧にやってくれるようだと嬉しいです、攻める足でなく、不安がなく安穏とした足がいいなぁ。ハッチバック乗った時、NVH微妙だったので、そこを磨いてほしいです。

 

 最近急に気になった車があります。ダイハツのエッセのカスタム。こういうの出てるって知らなくて、街で見かけたとき「な、何よあのエッセ!格好いいじゃない!エッセのくせに生意気よ!」とか沢城みゆきさんの声で思ったわけですが、どっかのカスタムエアロかなーと思ってたらその後どしどし同じもの見て(笑)、ああ、ちゃんとしたモデルなんだとようやく認知しました。

 どこに惚れたかというと、全体の下側をぐるっと覆う赤のピンストライプです。これが黒の車体に物凄く映える。もともとデザインも悪くないので、好感度高いです。これでセンターメーターじゃなければなぁ…という部分だけ残念だったかも。タコメーター別配置なんだからあれだけでも真っ正面に置いてほしかったなぁ。FF限定だけどMTもあるし(ダイハツは相変わらずFFベースのAWD向けMTアッセンブリ無いのね;)ちょっと運転してみたくなりました。

 

 シメはちょっと驚いた話。ご近所さんがブーンを買ったんですが、エンジン音がまるっきり軽の直3の音で、「うわぁ、でっかいミラだ;」とあらためて思ったのですが(運転したことありますが実際そんな感じ(笑)。内装なんて軽の方がずっと豪華ですよ)昨日高速の追い越し車線走ってる時にパッソ(ブーンのトヨタ版ですな)に後ろつかれて、随分回すなぁと思いつつ左車線に戻りました。…リミッター打つギリギリの状態のままで。すぱっと、とまでは行きませんでしたが、ものすごく意外なことにあっさりパスられましたよ(笑)。追いつけませんでした。

 そりゃなかろうと思ってカタログ見て「あっ、そうかー!」と納得。私ブーン/パッソって1Lモデルだけだと思ってたんですが、1.3もあるんですね(笑)。940kgの車体に92psのエンジン、それなら(腕さえあれば)下手すりゃ白ナンバーのリミット行くかも、とか思いました。足が弱いのわかってるんで「随分度胸ある人がいるもんだ;」とも思いましたけれども。
 テンサンあたりって侮りがたい車が多いんで、用心します…直線では(笑)。

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