« 地獄の苦しさは、流された者だけが知る。 | トップページ | 9月第5週~10月第1週の検索ワード(後編やっつけ) »

2008年10月11日 (土)

770気圧下でもお魚元気。

関連リンク: 深海魚:水深7703mで餌に群がる姿を撮影…茨城県沖 - 毎日jp(毎日新聞).

 リンク先のまた先に動画もあるのですが…なかなか感動です、光などない世界で色素を失っているものの、そこに集まっているのは確かに魚で、しかもそこそこ大きいものもいて。最も過酷な環境を生きている脊椎動物かもしれませんね。

 水深が下がるほど甲殻類の天下になっていくのですが、外殻を持たない生物がこの水圧でももっと上層の魚とほとんど変わらない動きをしているのは、本当に凄いことだと思います。

 この魚たちと生きたまま対面することは今の技術では不可能です。過去にトリエステ号という潜水艇が1万m以上の潜水を行って、そこにも魚類がいたことを確認しているそうですが、残念ながら現存する潜水艇では6500m程度がやっとだそうです。

 そして、この魚たちを水圧を守ったまま陸に上げることもおそらくまだ不可能ではと思います。水素自動車の実用化のために開発中の水素ガスタンクの内圧が70MPa、約700気圧で、まだ完成していないとか。車載する必要がないので回収水槽は他の技術でも構わないのかもしれませんが、仮にそういったものができたとして、研究のために組成確認をするようなオペレーションができるのかなー?と、素人頭で考えてみましたがよくわかりません。

 DNA構造は崩れないので種類の確認はできるようなのですが、たぶん体組織の蛋白質は圧力が下がると変性するのでは?と思います。なかなか難しいですね。

 しかし、こういった高圧環境下で生きる生物の体組織の組成物質に、未知の構成のものが存在して、何かに有用なのではという期待はなんとなくあります。海の底は謎がいっぱいで、海の上で起きている困難を打ち破るヒントが隠されているかも、とちょっと夢を膨らませています。

 ところで、770気圧下の甲殻類でない生物を1気圧下に持ってきたら流石に原型なくなっちゃう気がしますが、それでも気になってしまうことが1つあります。

 この魚、食べたらどんな味かなぁ(笑)。

|

« 地獄の苦しさは、流された者だけが知る。 | トップページ | 9月第5週~10月第1週の検索ワード(後編やっつけ) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/95939/42749606

この記事へのトラックバック一覧です: 770気圧下でもお魚元気。:

« 地獄の苦しさは、流された者だけが知る。 | トップページ | 9月第5週~10月第1週の検索ワード(後編やっつけ) »