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2008年7月 6日 (日)

ビデオケーム界の巨人。

 遅まきながらバトルフィールド・バッドカンパニーの体験版をやってみました。シングルプレーもマルチプレーもやってみて、ロールごとの武器特性が面白いなーと思いつつ、猛烈な勢いでマルチプレーで狙撃されまくりながらも(笑)かなり楽しみました。

 360の電源を落とした後、少ししてメールが届きました。バッドカンパニーの発売元、EA(エレクトロニックアーツ)からです。内容は、「体験版を楽しんでくれてありがとう!君のマルチプレーでの戦績はランク4、これは製品版を買った時に収集武器に反映されるから、製品版もよろしくね。君はEAアカウントを持っているから、情報はきちんと保存しているよ。これは購入時に反映されるし、メールでのお得な情報も受け取れるよ。それじゃ、楽しんでね!」みたいな内容の英文のメールでした。

 すげーΣ( ̄□ ̄;!確かEAのアカウントはAoTのトライアルの時に取った筈ですが、EAってLIVEのゲームを独自サーバーでやってるんですよねー。ぶっちゃけものすげ金かかるんですが;年間にあの本数を擁する業界最大手だけあって、マイクロソフト以外で唯一常設サーバーが取れる会社だと思われます。で、MSの原則だとソフト間(例えば同一タイトルの体験版と製品版)でのデータ共有はできないことになっている筈なんですが、EAは自前アカウントで管理してるお陰で今回のバッドカンパニーのように引き継ぎができるわけです。EAに抜けられたらどこのハードメーカーもアウトというほどの影響力ですから、MSも文句言えないのでしょう。

 昔は日本にもそれくらいの大口を叩ける会社があった気がするんですが、今は皆無です。ビデオゲームの文化に日本は間違いなく貢献した筈なんですが、吸収合併レースの世界的な潮流からは離れたとこにありますし、その世界的な合併ってのは規模とんでもないんで;今のEAとかアクティビジョン(日本に冷たい;)はもう、過去のゲーム市場からは想像つかないような規模になっちゃってます。

 不便な方に働いたり市場制御されちゃったりするとうざったいんですが(アクティ(ryみたく)、EAは市場小さい日本でもだいぶ丁寧に仕事をしてくれているので(上手いのは、過剰にローカライズに投資しないところです。字幕で済むとこは字幕で済ませることで、コストもローカライズ時間もコンパクトにしてる)小規模スタジオの名作みたくなかなか入ってこなくてじれることもないので、有り難いです。(マルチハード展開徹底主義ですが、ゲームをやるならどのハードかは、顧客がちゃんとわかってるし、EAも把握してるので)

 昔から日本でも馴染みの会社ではあるので(過去にビクター、スクウェアとの合弁を経て今は単独で日本に来ています)そういう意味でも安心感はあるかもしれません。どこかの会社が何かのジャンルで尖ったタイトルを出すと、必ずニアコンセプトをやってくるあたりえらいアグレッシブです(笑)。他社にとっては脅威でしょうね。

 360なりPS3なりで「これ洋ゲーっぽいけど大丈夫かな」と思ったら発売元を見て下さい。EAと書いてあればだいたいは大丈夫です。多数のスタジオを抱える会社ですが、商品監査のレベルが高いんで、質の低いものを出しにくいです。

 日本にも1社くらいこういう会社が欲しいですけどねー;強いて言えばコナミが国内ではその影響力なのかもですが、一時ほど他スタジオを抱えていませんしね。スクエニの影響力も限定的なものですし。

 しかしEAは安心感はあるもののハードのファンとしては「牽引者にならない」という側面も感じます。特定のハード向けのオンリーオンタイトルを出さない=市場に介入しませんから。業態としてはいいのでしょうけど少し寂しいかも。

 今日本ではシェアに関係なく360が選ばれてるところエンターブレインというか浜村がモグラ叩きしてるような感覚になってて、だんだんモグラの出現数が増えて浜村でも追えなくなってきてるという状態になってます。ハードはソフトに牽引されるべきであって、マスコミに牽引されるべきではありません。

 EAのソフトという安定がバックにあるのだから、安心して360で冒険してみる、その際ノイズから耳は塞ぐというのもいい判断かもしれません。

 EAのソフトを介してハードを選ぶ場合、同じタイトルを遊んでコントローラーの親和性を試すというのも一つの基準です。ほぼ同じと言える完成度なので。アナログスティック主体の制御の場合スティックはどこにあるべきかとか、そういう細かいとこがわかるかと。

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コメント

EAはPC-AT全盛期にPCゲやってた主要なところ全部飲み込んだからなー。なかにはORIGINみたいにきえていったところもあるけど…
日本ではそういう巨大パブリッシャはできてないね。

投稿: 慎 | 2008年7月 7日 (月) 20時24分

元々日本では実務にあたってるスタジオは名前を出していなかったから(世界進出にあたって名前出るようになったけど)囲い込みがしっかりしていると言うべきなのか、やっぱり言語の壁があるのか、はたまた海外の望む物を作れるスタジオが無いのか、外資は手を出してこないね。

国内でも統合あっても気に入らないとスタジオ名前だけ残して人材流出してしまうの繰り返しみたいな感じなんで、結局大手が育たない印象あるよ。就労条件が無茶なのを黙認しているせいだと思うんで、この問題意外と根深いのかもしれない。

投稿: ぬまにゃん | 2008年7月10日 (木) 00時04分

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