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2008年6月12日 (木)

自分探しのようなもの。

 過去に答えはないと知りつつも、あまりにも数奇な血筋の交点に発生したまるで特異点のような自分という存在のルーツを少しでも知りたくて、例えば国後に行ってみたりしていたわけですが。今日は母方のばあちゃんを親戚のところに連れて行くついでに、神主の血筋の由来である(私の母方の祖母の家系は代々神主です。現状後継者が途絶えつつあるようですが)神社に行ってきました。

 神社の名前は内緒ですが(北上市の更木ですから山の中ですw)確かにそこはありました。管理していらっしゃる親族の方が病気で声を失ってしまっているのがひどく残念でしたが、豊かな自然の中にあって、祖母が生まれてから移設新築したとされる(と言っても随分古いです、もう)お社は、随分立派でした。ひとつ神社があるとあらゆるお社がひとところにまとまるようで、併設されたお社があったりと、山間部の農村の神社にしては結構な規模かも、という感じで。で、近くにある祖母方の宗家の仏間にはたくさんの神仏が飾られており、由緒を感じました。確かに私は神主の血筋でした(笑)。こんなていたらくでごめんなさいとひいひいおじいさま、そして代々のご先祖さまに謝ってきました。

 それにしても自然が豊かで、盛岡あたりではあまり見ない蛇苺がたくさんあってきれいでしたし、祖母と叔父さんが管理している宗家のすぐそばの畑は、狸に荒らされた跡がありました(笑)。なんでも畑でケンカしちゃうとかで、枝豆はそれで駄目になったよと叔父さんが怒ってましたねー;。去年は裏の土蔵の下に穴を掘って子育てをしていたそうです。あまがえるがそこかしこにいるのが面白かったです。水は上水道ちゃんと来ているそうですが、今でも山からのわき水を使っているとか。

 声帯がうまく動いていない中、かすかに聞こえる親戚の方の声が「なにもないところだよ」と言っていましたが、「私が望むものだらけで羨ましいです」と。お声がちゃんと聞けたら、もっとたくさんお話を…最近話を伺いたい方が健康を損なったり亡くなられたりが多くて、とても悲しいのですが。苦しんでいることを気の毒に思わず、それを相手の苦しみにしないように言葉を選んで話すのは若輩の私には随分知恵のいることですが、嘘のない私のままで相手の方に伝えられることを伝えてもらえるだけの器量を持とうとは日々思うところです。

 この血筋の特徴に「きわめて外観の老化が遅い」という事と「きわめて病死の確率が高い」という二面性があるのですが、祖母と母が前者のみを受け継いだものの私は後者もかな、と若干思いつつ、折角教えて頂けたことを無駄にしない程度には頑張って生きないと、という気持ちを新たにしました。

 その後おじさんの家で昼食をごちそうになり、ついでに近くの田んぼで自然散策をしました。ザリガニを探していたらシマヘビ発見。祖母と叔母さんがとても嫌がったんですが(笑)、1mくらいの細身の子で凄くかわいくて、ちょっと捕まえたいなーと思ってたら水をすいすい泳いであっという間に横の水路に逃げ込まれてしまいました。ザリガニは殻しか見ませんでしたねー。久しぶりにトノサマガエルをいっぱい見ましたが(笑)。かえるがいるからヘビ多いのですよね。楽しげでいいんだけどなぁ。は虫類は衛生的で犬猫飼うよりぜんぜん手間もかからないんだよと祖母に言っても信じてもらえなかったです;。私の感性って変でしょうか;凄く優雅な生き物だと思うのですよ、自然界におけるヘビって。

 同じようにザリガニ食べるとおいしい話をしたんですがそれもあまり、でした(笑)。

 そういえば従妹はもともとかわいい顔をしていましたが今日結婚式以来久々に会ったらすっぴんでも美人でした。「いとこ内で一番美人じゃんよ」と言ったら少し喜んだ後「いとこで女私だけじゃん!」と返されました。バレた(笑)。しっかり遅老化体質なので、三十路過ぎですが全くそう見えません。そこは流石従妹だねーと血筋の外である叔母さんが笑いながら言っていました。でもあんなに美人なのにダンナが大食らいのメタボさん。がく。結婚式でがっくりきた親族は私だけではないはず。あれより男っぷりのいい独身男性、仲間内にたくさんいるのに!とか思ったよ!(笑)近しい妹みたいな存在だったので(流石に大人になってからはそれぞれの立場あるんでそうではなくなりましたが)幸せになってほしい気持ちは凄くあるし、つり合いとれた相手でないと納得できない第二お父さん的な心情は正直ありますです(笑)。だって生まれた頃から知ってるんだもの。

 そんないろんなことを考えたり見たりして十分楽しんで、帰りはビートの屋根を開けて盛岡まで帰ってきました。たまに顔を出すと面白いであろう場所が増えてちょっと嬉しい気分です。血筋がどうこうより、親類縁者のおうちがあんなにいい田舎にあるのはいいなぁと。

 いい気分転換になりました。

 ちなみに移設前の神社は南部藩の歴代の藩主が参勤交代の折必ず立ち寄ったそうです。なんでも現在は寄贈されて北上市が管理していますが、南北朝時代に作られた国の重要文化財である仏像があったのだそうで。

 その南部藩から蝦夷地の警備兵が幕府の命で派遣されたのが、現在の北海道民と元北方四島島民のルーツの一部なのですから、なんとも因果なことですね(苦笑)。

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