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2008年5月25日 (日)

魚の事は漁師さんに聞くべし。モード

 今回の訪問の団員さんには漁師さんや元漁師さんも多かったです。釣り人まで入れると男性はほとんどだったんでは、という感じで。(釣りを通じてお話の機会ができて仲良くなった方もいました)

 で、あっち行く度に船でいろんなことを皆さんに教えてもらうんですが、今回特に面白かった話が個人的に2つありました。

 1つは「サンマの釣り方」。
 秋刀魚って食卓に上る魚の中で釣りで釣れないものの代表だと思ってたんですが、状況は限定されるもののちゃんと釣りできるそうです(漁の方が勿論簡単ですが)。船釣り限定で、しかも夜になりますが、サーチライトで海を照らしてて動物性プランクトンが寄ってきている状況だと、北海道なら8月頃、そこから南に行くに従って9月とかにずれますが、プランクトン目当てで秋刀魚が来てるのが目視できます。ずっと「あれを釣れたら面白いだろうなぁ」と思ってたんですが、とある漁師さんの口からちらっと話が出てました。「ああ、あれはチカとかと一緒さ」と。ああそうか!と思いっきり納得。「サビキですか!」「そうそう」と。考えてみりゃ当たり前です、ただ、船でサビキやるって発想は無かったです(笑)。結構楽しいとか。
 シーズンの秋刀魚は焼いて良し刺身で良しですが、それ以前に秋刀魚が1匹あればそれをその場で捌いて他の魚を釣る餌にできるってのが強みです(笑)。今回も塩蔵してた秋刀魚を主に餌に使ってました。皮が光るのが一部の魚にはいいみたいで。(でもやっぱり一番は生の青イソメってことで結論でしたけど。持ち込みが大変w)

 もう1つは「イカの塩辛の食べ方」。
 お茶漬けが一番だよね~と思ってたんですが、最近流行りの「じゃがいもにかける」の話をしてた時にやっぱり漁師さん筋から出た話で、「あれはさ、焼くんだよ。子供の頃ストーブの上で焼いてストーブの鉄板錆びさせてよく叱られた(笑)」と。これも結構びっくりです、味が想像できない(笑)。シーズンになるとうちでも作るので、流石にストーブではやりませんが、ホイル焼きは試してみようと思ってます。

 他、去年聞いててぴんとこなかった話に「氷下魚(こまい)を生で料理する」というのがありましたが、今年やっと納得しました、というか食べました(笑)。去年は時期が悪くて釣れたのがほんっとーに小さくてひらべさんに「小さいね」と言われてめそめそ泣いてしまうような状況で、それで「どうやって食うんだ…」と思ってたわけですが。
 今年は尺オーバー~40センチクラスまでばかすか釣れたんで(笑)、やっと納得しました。あれならいろいろできます。つか、氷下魚はたぶん鱈の仲間ではと。見た目がそっくりでサイズ小さくなっただけだったから。なので、鱈でできる食べ方はだいたいできそうでした。漁師さんのオススメは煮付けでしたが、焼き魚でも汁物でもなんでもいけるそうです。で、あっちの領海で釣ったもの防疫の都合あっちにいるうちにどうにかしないといけなかったんですが、ふと「刺身も大丈夫」という話になったところで、「私は食べたことがなくて…」と言ったら、北海道で民宿の女将さんをやっているおばさんが、「じゃあお兄ちゃんのために作ったげるよ!」と言って下さって、みんなで最終日に釣った数十匹の氷下魚、なんとぜーんぶお刺身に化けて全員の朝食のテーブルに並びました。(ただ、船側では「自己責任で。当たっても知らないよ」とのことでしたが。なんのことはないぜんぜん平気でしたけど)もうそのおばさまには本当に感謝だったのです。
 味はどうだったかというと…クセがぜーんぜんなくて、魚としての風味もだいぶあっさりでした。身が厚いので食べ応えがあるし、食感もこりこりしていてそこらへんがいい感じでしたね。ソイのお刺身好きな人ならたぶん気に入ると思います。私も気に入りましたが、欲を言えばわさびが欲しかった(笑)。次から持参します。

 内地では乾物しか見ないんです、って話をしたら「ああ、そうだよなぁ」と皆さん納得して下さったんですが、久々に本当に北海道ならではってものを食べられたので嬉しかったですよ。他、ホッケもお刺身にしていて、それは1本しか上がらなかったので釣った方の胃の中でしたが(笑)、あれもお刺身いいんだそうです。焼き魚の印象は白身ですが、刺身は薄紅色できれいでしたよ。

 一昨年から釣った魚を自由に持ち帰れなくなったので、現場で調理しかなくなったのですが、厨房は食品衛生法だと思いますが決まり事のせいで借りられないので、調理道具も自分で持ってこないといけないというちょっと寂しい状況になってました。朝の寒い中デッキでずっと魚を捌いて下さった皆さんに感謝しつつ、次からさらに荷物増やすべきかと今から頭を抱えています(笑)。(今回でさえものすごい量だったので…私は救急用のキットを持って上陸しないといけなかったので、その荷物が結構あったのです)

 古釜布の沖で停泊中、船長さんに、「ここじゃなくて、今あのロシアの貨物船が停泊してるあたりだと、3mくらい水深が深いから、カレイがもっと釣れるんだ」とかいろいろ詳細な情報を教えてもらいました。昔はよく漁に来たそうで、今でも位地と水深と季節による魚の居場所はだいたいわかるとか。漁師を経験された方の知識は驚くべきものがあります。

 余談ですが、皆さんが北海道向けのカレイの仕掛けを使う中、一人ブラーで攻めてたら「そんなので狙ってるから氷下魚ばっか上がるんだ~」と笑われたので「いや、すれてないんじゃないかなと思ったんすよ」と笑いながら返しておきました(笑)。「おー、そうかもなぁ」と納得してくれてました(笑)。ブラーで釣果出すのは東北人の意地w。※

※単なる手抜きという説も(笑)。

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