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2008年3月22日 (土)

「排出権」は単なる詭弁。モード

 mixiがグリーン電力証書を購入した時も「書類上どうあれあんたらが使ってる電力の出所は不変、単なる自己満足」と書いた覚えがありますが、京都議定書の次を模索するにあたって企業間の温室効果ガス排出権取引の話題が持ち上がってます。

 当然ですが、これも単なる言い訳ですよね~。減らす努力を金で解決したつもりになるだけの取り決めで、総量を減らそうという意識改革に貢献しないわけだから、この仕組みを容認したらむしろガス排出は加速するとみますが。この問題の解決において、差違があってはいけないですよ。総じて企業は対策しなければならない、できない企業は社会不適合ということで解散指示くらいの強い意気込みでやらないと。経済界がグダグダ言うのに政府が折れるあたり、地球より議席が大事な連中の集まりで結局政党は利益団体、議員も給与目当てだと痛感するところですが。

 そんな思いの中、このような検索をいただきました。Photo
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 京王電鉄さんからですが、出来ることなんでもいいから「直接的なことを」というスタンスに非常に好感が持てました。効果がそれほどでなくても、実施が明確で目に見える上、その景観を上空から見た時の印象もいいだろうとも感じます。何より、見た者の心に明示的に届くアピールであることに良さを感じます。賛同企業が増えれば都市景観は変化するかもしれません。

 椰子の実は椰子を植えるということではなくコンクリート上に植物のとっかかりを作るための応用繊維として椰子の実の外皮を使うという話でしょうね。既に護岸工事向けのブロックで使われている技術で、これを使うと景観回復が早いと言われています。しかしこれで生やすことができるのは多年草が限度。降雪の都合屋上への植林が難しい地域以外は、成長が早いタイプの常緑樹が向くでしょう。樹木にならない草の類、また落葉がある樹木は結果的に枯れる時に吸収ガス相応の燃焼ガスより温室効果が強い発酵ガスの類を出すので。(穀物の刈り取り後の残り株が相当な量のガスを出している、という話をご存知の方も多いでしょう)

 ゆくゆくは一般家庭でもこういった対策ができるように、というプランを、そろそろ住宅建築系の会社は基礎研究すべきではないかと思います。ビルのような大きく安定感の高い建造物ならまだしも、一般住居レベルで屋根上に植林というのは重量マスや耐久・耐震性の面で現状厳しいかもしれません。(ただし、屋根裏に籠もる熱を有効利用できれば植物はよく育つのではないかと思います)屋根を使ってできる対策にはさまざまなものがあると思います。太陽電池も効率化が進めば有効策でしょう。ただ、緑化が景観を阻害するということはあまり無いように思うので、アプローチとしてはごくシンプルな屋根上緑化はガーデニング文化が根付きつつある現状において有効かつ受け入れやすい施策の一つでしょう。管理をきちんとしないとガスが出るのはこちらも同じですが。

 個人レベルに言及したのは理由があって。「排出」の枠でなく「吸収」の実績値に対し、国が減税などの形で奨励を行うことで促進が図れるだろう、という目算があるからです。吸える分にはいくら吸ってもいいわけですから、吐き出す方の話より先に減らす、吸うの取り組みをすべきであると考えます。枠組み規制なんて上限すぐで、下手すりゃ利権争いから紛争に繋がっていらんガスがまた出るだけです。既に揉めているわけだし。

 やるからには削減からでしょう。自分があと30年しか生きそうにないからその後は知るかとでも言わんばかりの政治家や財界連中の利権争いに付き合ったら、科学者の甘い推論よりはるかに早いタイミングで地球は金星のようになるかもしれません。SFのように地下や宇宙で暮らす技術もないままその時は来るでしょうし、何より人間のせいでこうなったのに人間だけ生き残ってももう「地球」という生命の価値はありません。

 もっと危機感を持って、過剰とも言える反応をすべきタイミングではないかと思いますが。

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