800ゲイツでここまでやるかモード
昨日から配信されているXBOXLIVEArcadeのオメガファイブが素晴らしすぎです。シューティングの類って、普通に作る事ができるジャンルに見えて、実はシステムがシンプルなだけに逆にデザインやグラフィック、面構成、展開、動きなどなどいろんな要素のアラがめっちゃ目立つジャンルです。手を抜いた場所、手をかけられなかった場所がはっきりわかるジャンルという言い方もできるでしょう。
で、このオメガファイブですが…完成している部分についてのまとまりがかなり凄いです。残念に思えたのは「あと2面あれば…」という点くらいでした。ぶっちゃけ、これより低いクオリティでゲーセンに置かれているゲームはトライアングルサービス社のタイトルだけではありません(ぉ。いやほんと、あと2面あればゲーセン置くのにちょうどいい作品だと思います。
4キャラのうち女子2人はほぼ同じ性能ですが、とりあえず3キャラ分ゲーム性が全く異なります。ロストワールドっぽいという評価を目にしますが、それはキャラの形態と基本的なショット方法がそうなだけで、防御方法などは一切異なります。敵などのデザインのセンスは、やはりR系が近いように思います。デザイナーさんの志の高さを感じさせる部分が多く、なんというか隙がありません。音楽も素晴らしいですし。
一度クリアした面については単面のチャレンジモードがつくので、キャラ別のスコアアタックも面白いかもしれません。難易度は比較的高めですが、プレイ時間に応じてコンティニュー回数は増えていき、最終的に300分で無制限になります。誰でも最後まで見られるゲームです。(ただし、4キャラそれぞれのノーコンティニュークリアが各25で合計100と、このゲームの実績値の半分を占めるので、全解除は相当難しいかと思います。
もう2面とは書きましたが4面各面長いので、キャラごとのパターン構築と再現が鍵でしょう。見たところ展開にムラは生じにくいようです。(微妙な位置取りでスコアの増減はあるようですが)これから出る、既に中身が知れている2タイトル(エグゼリカ、斑鳩)と比べてもひけを取らないかも。
ずっと開発元として数々の名作を世に出しつつ社名を殆ど明かさずにいたナツメですが、これで認知度は大きく上がるのでは。優れたセンスとバランス感覚を持った会社です。
800ゲイツ=1200円(だいたい)です。安いと思います;。現世代機は開発費が高騰する大型タイトルばかりで云々言ってた筋は、XBLAのこの売り方を注視して考えを改めるべきでしょう。広報と流通にいくら天引きされてたか知れるというものです。
この調子で電通税が存在しない市場ができればいいですねと(ぉ。
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コメント
ファイナルミッションやったんかー(違)
全然情報入れてなかったんで全く知らんかった;
タダ同然でこれだけの新作が出来るんだったら本当にゲーセンいらないなあ…
しかしナツメも結構息の長い会社だけど
企画力・開発力が全く損なわれないのは凄いなあ
投稿: c | 2008年1月10日 (木) 08時41分
スコアアタックの倍率確保が首領蜂式(一定時間内に次を撃つ)なので、早速スコアアタックがすげーことになってますw。リプレイのアップロードできるんでいくつか見てますが、そこまでやるかの世界に突入中。ただしまだ1面だけですな。
++モードにすると1ミス即死の代わりに倍率が30まで上がるんで、チキンレースっぷりが凄まじいっす。
ボスのパターン確定するまでは道中稼ぎ命っぽいけど、先生(近接がメインで弾消しができて、サブショットが遠距離)以外は相当厳しい気が。1面はもう確定してるっす。
2面中ボスを30倍キープで潰せたら本気で尊敬するなぁ(笑)。抜けるだけならそう難しくないラス面をどう繋ぐかとか、自分が出来ないことでも見所多いっぽいです。
投稿: ぬまにゃん | 2008年1月11日 (金) 07時15分
オメガファイブの5人目は力丸(犬)らしいぞw
投稿: ヲサネコ | 2008年1月13日 (日) 22時51分
先生1人でオメガ2かよ!
道理で強いわけだ。
投稿: ぬまにゃん | 2008年1月15日 (火) 06時34分