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2007年4月 6日 (金)

同人誌という言葉がわからなく;モード

 ここで言う同人誌は個人誌も含めてです。(本来、同人というくらいで、サークル誌的なものしか指さない言葉らしいのですが)

 にしてもねー、自分でやらない皆さんが簡単に話題にしちゃってますが、先日の同人誌収入脱税摘発に端を発して「同人誌って儲かるんだね」って言ってる人がやたら増えましたが…確かに同人誌で儲けてる人はいますけどほんの一握りですよ。(自分で本出したことがある人や印刷所のパンフをイベントの度読んでる人は本を見ればコストがどの程度で価格見ると利鞘どれくらい出てるのかわかりますよね)

 同人誌で生活できちゃったらそれ同人誌でもなんでもなく「個人商業誌」なので(職業著述・小売の自由業でばっちり通りますよ)好きじゃない傾向なのですが、頑張ってる皆さんには必需品が買える程度の見返りくらいは逆に設定してほしいですよ~(/_;)。今回のLoveのお話でびっくりしちゃいましたもん。ファンとしては作品が途絶えても悲しいですし、それで身体を悪くされたらもっと、ですもん。New's Networkのニューさんも相当価格抑えてる話をしていて、実際「このページ数フルカラーでこの値段!?できるの?」って感じでしたし。うっうー。確かに印刷代は先払いなので、それを回収するために価格設定に悩むのはわかるんですが、壁とか行って確実に売れるとわかっててなお価格下がる気配もない皆さんはどうなんだろーと。(小部数のサークルと壁サークルでは発行部数が4桁違うわけですが。コミケの場合)まとめて刷った方が安いので、大手で一見安い本出してる人が実はかなり儲けてるとかよくある話で。(でなきゃあの仕事量であんな車買えないなぁって作家さんもいます;)お金がないとまとめ刷りできませんから、壁の良心的なサークルさんでも次回分としてちょっとずつは載せてる筈ですが、それでも利益追求してるとことは価格が全然違います(安いです、やっぱり)。

 世間の皆さんに知っておいてほしいのですが、「同人誌は」儲かるものじゃないです。作り手が儲けようとした瞬間からそれは同人誌の名を借りた別なものになり、顧客が認めればそこに「市場」が出来上がってしまう。それだけです。

 コミティア行くと感激するんですけどねー。あそこはもうとにかく「自分の作品を見てほしい人たちの集まり」なので、本が軒並み安いです。帳尻絶対合わないだろうって価格設定のサークルさんも多く見ます。志高い人が多いとこなので、いい作品に出会う機会も多いし。本来同人誌ってそういうものだった筈なんですが。有名で数確定すればするほど値段は下げられる筈なのに、そうなってない人がいたら…。うーん、私には関係ない世界だけど、今回夏コミ申込みのアンケートで購買層としての出費額という項目がありましたが、例のドラえもん同人の件もあり(筆者さんの元の絵のファンだっただけに残念)、これから少しずつ姿勢変更があるかもしれないコミケにおいて、司法に目をつけられるような部分は押さえが入るかもという気はしますけれども。同人ショップも面倒に巻き込まれたくないでしょうからそのへんの処理をするようになるかもしれませんし。(で、そのコストは切り詰めてやってるサークルさんも等しく負担してる委託料に盛り込まれるわけで;)

 一部の人の姿勢のせいでなんかすっかり歪められちゃった感じがあって悲しいです。コスト明細を提出するのは(昨年度分しませんでしたが。いらなかったからw)確定申告で慣れてますが、領収書管理でめげて本出さなくなる良心的価格設定の作家さんとか出てきたらそれも悲しいですね;。でも確定申告の時窓口にちゃんと行くと、領収書分以外にも「ここではコスト発生してますよね?ここもですよね?ここもですよね?」って次々あちらで指摘してくれて、その分ちゃんと経費で引いてくれるので、ちゃんと実収入にのみ課税されるので怖れず申告した方が良いと思います。1イベント数千部単位のサークルさんでも、収支計算したら納税の必要なかった、とかあるはずです。儲けに走ってなければ。(例えばPCで同人誌やってる人なら、モニタが壊れて代替とかあった場合、その領収書もちゃんと経費で落ちますよー。サンプル出しに使ったプリンターのインク代とか紙代もちゃんと領収書押さえておけばそれもです。その他もろもろ)

 コミケの場合、準備会は自己申告とはいえ発行部数と販売数と価格しっかり押さえてるわけですし、行列ができたサークルには必ずスタッフがついてそこはチェック入りますから、いざという時税務署から問い合わせがあればあっさり応じるかと思います。今回の件、スケープゴートだと思わない方がいいかと。『健全にやってるサークルさんないし個人の皆さんには全く関係のないことですから』、今後事例は増えると思います。弾圧でもなんでもなく。収入あったら納税するのは当たり前です;で、過剰な収入を設定するもしないも、同人誌を出す当事者次第ですし。「次の本出す前に環境よくしたいなぁ」で価格ちょい高めにして、イベント後に収入で実際に環境刷新すればそれは経費なので、安心していい本をいい環境で作り続けてほしいとこですが(流石に頻繁だと目はつけられそうですけど)。業務に関係ない買い物しまくりだの貯蓄したりだのは経費じゃ落ちないですよ(苦笑)。額が上がるほど査察の可能性は上がるのだから、「同人誌を」「頒布する」イベントに参加される方は少し価格設定気にされたほうがよろしいかと。コミケが頒布という言葉を強調しているのはご存知の通りでありまして。

 何も同人にこだわらなくても、この手の市場が今バブルと言っていい状態で、描き手が不足してるのは周知で。デッドコピー品作家でさえあっさりプロになる現状、本当に上手い人はばんばん出版社に引き抜かれていきます。でもその人たちは同人誌を多くの場合やめません。描きたい(書きたい)もん書くって意地を譲らない人と…同人の方が実入りがいいという人がいるからです。

 ちゃんと中身をやらない古参サークル(収入のために原稿でっちあげる)を巡回から切るって動きも出てきてる今、壁際で起こってる同人バブル状態の崩壊も間もなくか、と思います。行列作っちゃったら次はまぁ壁、みたいなシステムは意外とよくできてますよね、こういう意味では。企業ブースより派手なプロモやってるサークルまであるわけで;もう何それって世界ですからねー;

 あ、うちはあれです、一応持って行った本はほとんどお持ち帰りせず毎回帰ることができてますが、本体コストとコミケ申込み費用しか回収できていません。それでも御の字です。電子出版という新しいことに挑戦している手前、コンテンツ内容あたりの価格は紙と比べると異次元レベル(笑)なわけですが、これ以上乗っけるつもりはありません。
 だって、サークル参加しなくてもコミケには来るから(笑)、交通費も宿泊費も考えないもの。勿論その他雑費もね。コミケ参加費が出るようになっただけでもびっくりしてるんですよ。今までは製本コストの捻出が限界でしたから。(バックナンバーの売れ行きと一部の方のカンパに支えられています)
 でも、参加して下さってるライターさんはどうか不明ですが、私は取材と当日の売り子を思いっきり楽しんでるので、あまり気にしてないんですよ。価格設定で弱気という指摘については否定しませんが(弱気なの・これは仕事でも一緒・笑)、もうちょいわかりやすく売り場でアピールできるようになったり、PCがさらに普及しないとまだ厳しいっぽいですからねー。他所と違うことはできてると思うので、それが刺さるかどうかもあるのですが。紙の本はその場で読めますが、読めませんからね;うちのは。うちの本の適価がどのくらいなのかは買った皆さんに聞いてみたいとこだったりしますけども。(今は新刊200円、バックナンバーは単体200円の新刊同時購入100円。主に100円で売れてます。前号実績では本の部分が合計55ページ、写真が数え切れない量;動画は30ちょいです。本の部分、紙けちる必要ないんだから文章にもっと余裕持たせればいいじゃんといつも自分で思うんですが;印刷出力を考慮して積めちゃってます。普通の本並みの行間にすると1.5倍くらいのページ数になると思います)

 ギガ単位のデータを瞬時に落とし込める技術と、電子ペーパー的に大きめのスクリーンを巻いてコンパクトに収納できるデータビュアーの技術が爆発的に普及とかあれば、その場で読んでもらえるんですけどねー;そういうのできるようになったら材料費かからないので、ジャケットがわりにカラーのカードでも作ろうかなーと。

 自分が潤うだけの収入はプロになってからでいいやと思ってます。著述業は過去に経験ありますが、次はフィクションでちゃんと収入が得られるようになりたいなぁと思いつつ、使ってもらえるならどこでもとも。コンテンツPをやってみたい気もするのですよね。Dは私には無理そうですが。

 とまぁ横道に逸れつつシメです。

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