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2007年3月24日 (土)

ひさびさのヒット車モード

 えーっと、とりあえず「新型ミニが見た目全然変わらない」と一言でも書いた自動車ジャーナリストは全員視覚能力に問題アリなので運転免許は返上して頂く方向で。写真で見た段階で別物だと思ってましたが、現物見たらもっと別物でした。

 というわけでミニ盛岡さんからインビテーション来てたので、新型ミニ乗ってきました。初代と比べて凄いモダンになってるよなぁと思いつつ、その具体的な部分がはっきりしなくてもやもやしていたのですが、実物見てよくわかりました。フロントセクションの造型がなめらかになったのは写真でもわかる通りですが、お招き下さったミニ盛岡のサービス長さんが旧モデルと具体的に比較をさせてくれました。フロントのかさが大分上がってます。信じられないかもしれませんが10センチばかり。前の方が低く、デザインがレトロです。今回は嵩上げして、その上で近代的な方向に振ってあります。フロントだけでなく、ボディ側面全体に上がってるんですが、車高は上がってないのでグラスエリアだけ狭くなったことになります。しかし元々視界のいい車なので、全く問題はありません。

 前回はフロントが低かったのでクーパーSのボンネットのエアインテークが横からはっきり目立ったんですが、今回はエアインテークがなめらかにデザインに取り込まれ、またライトハウジングがスラントしたためクーパーSではあたかもアバルト全盛期のイタリアのスポーツカーのような鼻先に、クーパーでは昔のブリティッシュスポーツのような雰囲気になりました。おとなしそうに見えてアグレッシブです。特にクーパーSはリヤのデザインが素晴らしく、17インチアロイホイールとの組み合わせは走りに恥じないとんでもない攻撃的な外観になります。

 前回はエンジンがBMW製でなかったにせよまあまあの仕上がりでしたが、今回はBMWのド本気エンジンが乗っかってるので(恐らく同じエンジンを積むプジョー207もエンジンだけは確実に素晴らしいです)、作った技術はてっぺんから下までまんべんなく入れるBMWの社風の例に洩れず、ダブルVANOSにバルブトロニックというお約束仕様になってます。丁寧な車の作りもBMWに倣ったもので、妥協はありません。

 まずクーパーSから。6MTに乗りました。まず気に行ったのはインテリジェントキーの挿入方法。ちょっと形が変わってるのですが、ギミックがかっこいいです。で、スタートボタンでエンジン始動。Hゲートの左上がリバースでプルもプッシュも無しですが、しっかりガツンと倒さないとリバースサイドに行かないので、シフトミスは無さそうです。若干ストローク長いですがかっちりしていて、何よりシフトノブがでかいので操作が気持ちいいです。でもまず6速使う機会はなさそうです(笑)。下4速で下道は足りてしまいました。担当サービスさんはヨーロッパの試乗会でえらい速度域まで試したそうですが、それでも6ほとんど使わなかったそうです(笑)。
 ハーシュネスの感じはBMWっぽいそれで懐かしかったです。びしっとしてて硬めだけど不快感はないってやつ。面白かったのは電動パワステのセッティングで、5シリーズから入った可変ギアレシオのステア技術がフィードバックされていますが、下での軽さと上での重さ、そして重くなった時のクイックな追従性のバランスが素晴らしく、かなりいい感じでした。故意に重さを出すのでブン回してもトルクステア感じません。加速自体は猛烈にいいのですが。(2速まではブースト圧調整が入るそうです)信じられないかもですが、ぶっちゃけ新型TT(FF)より安定して速いです、少なくとも体感では(笑)。コーナーでも落ち着いてるし、ほんと乗った感じはBMWのそれ。FFなのにFRっぽいくらいで。至極快適な車で、ツアラーっぽく流せばどこまでも行けそうでしたし、攻めれば相当なレベルの車まで食えそうでした。もちろん腕はいりますが。ギア比高めの6段なのに、ふっつーに加速しちゃうのが怖ろしいです。これで燃費が前よりいいのだから恐れ入ります;

 次にクーパー。こちらは6ATでした。パドルシフトつきで、どちらを引いてもUP、押し込みでDOWNという某M社に似たセッティングです。こっちはハンドリングがだいぶマイルドで、足もBMWファミリーでは異例の快適さです。そのかわり傾斜を伴うような深い高速コーナーでロールは出ます。ストロークの長いマルチリンクサスのおかげで足つきがよく、インリフトの恐怖感はありません。こちらのエンジンもNAらしい特性を出したまま十分に吹けは鋭く、スポーツサスを入れれば即座にクーパーS同様の激アツいホットハッチに化けそうでした。ATの出来はすこぶる良く、Dレンジでシフトショックはまず出ません。BMWらしくないと思ったほどです(笑)。マニュアルモードを使った時の随意感も高いです。

 双方に言えるのはオプションレスでも十分に快適な装備が備わっていることと、3ドアでも後席の取り回しがいいことです。特に後ろへのエントリーのしやすさは特筆モノ。あれだけ配慮がしてあればたかだか年数回のためにドアを2枚足すなんてマヌケは必要ないでしょう。今回もヲサに付き合ってもらい、前席後席両方の感想をお願いしましたが、全く不満が出ていませんでした。特に後席、横Gがシート位置で出ていないことに感銘を受けた様子でした。(右コーナー主体のコースでしたが、ラゲッジ右側に置いたカバンは流石に左に動いてました(笑)。横Gは後輪の軸より後ろで強く出ているようです。もちろんBMW系のお店でサービス長さんのお墨付きでのドライブでしたから相応のことはしていますがw、それでもその感想でしたから、余程でしょう。加速に関しては「記憶にある範囲でブレラ3.2と同等以上」とのことでしたから、価格性能比はとんでもないレベルということになります。足元の広さ以外後席に不満はないそうです。

 3名乗車であの走りをあの排気量とサイズでできるというのは、正直魅力です。前のBMWミニは硬すぎて疲れちゃって選択肢から外していましたが、今回は特にクーパーSの出来が素晴らしく、十分検討に値します。ベースモデルで乗り出し350万行っちゃう小型車ですが、ナリは小さくとも十分に高級で、性能的にはモンスターと言えると思いました。なんたって雰囲気が素晴らしくいいです。

 サービス長さん曰く、あちらで乗ってきた旧モデルのジョンクーパーキット搭載車は今回のクーパーSよりとんでもない、キ(ピー)マシンだったそうなので(笑)、今回もジョンクーパーキットの登場が待たれます。リセールバリューが最も高い小型車として有名なミニだけに、俄然気になってます。むむむ。後席が必要になったらあれかなぁ。

 ちなみに試乗車、街乗り主体でブン回しも入る用途ですが、生涯燃費がリッター10を切っていませんでした。燃費はかなりいい方だと思います。少なくともあの速度域;の車の燃費ではないと断言できましょう。正直ものすげぇおすすめです。ただしクーパーSは状況や速度域で正しいステア入力ができる人限定ね(笑)。

 クーパーSの6MTがほぼE87(1シリーズ)のロワーである116iと同価格だけど、まあ1も手抜きぜんぜんないけどそれ以上にクーパーSがBMW風味超濃厚で大満足でしたよ。今売りのBMWから1台って言われたら迷わずクーパーSですな、私は。

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