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2007年3月 7日 (水)

ちょお贅沢な地産地消モード

 牛肉好きの人とか多少食材に関して知識がある人なら、岩手の前沢牛はご存知でしょう。全国の「うちが日本一」と言ってる牛肉産地に子牛や種牛をOEM(笑)している、日本のブランド牛の表裏両方の頂点と言われている牛です。あまりに高級になってしまい、地元の人間の口にあまり入らなくなってしまったのが非常に残念なのですが。(私もステーキサイズで食べたことは2~3度です。お寿司かな、一番食べるの。ちなみに完全な生)

 そんな前沢牛ですが、なんと昨日の地元の小学校の給食のメインディッシュとしてステーキが出たそうです。小さい町の小学校なので、総数といってもたかが知れてる筈なんですが、それでも給食に使った分だけで100万円相当だったとか。ひえぇぇぇ。畜産の盛んな土地にあって、その主産物の味を住民が知らないってのは凄く不幸なことだと思うので、いい試みだと思いました。子供たち、喜んでいましたし。

 岩手にはおいしいものがたくさんあるのですが、残念ながら海のものも山のものも足が早いものでない限り本当にいいのは首都圏に引っ張られて、法外な値段がついて舌と値段が直結してるような層の口にしか入らないような状態になっています。勿論生産者さんや漁師さんは食べているのでしょうが、一般の口に入ることはまれです。だから、岩泉の子供たちもたぶん松茸ってどんなもんだかよくわかってないでしょうし、宮古の子たちも近海マグロの美味しさをよくわかってないと思います。なんか悲しくなってきますねー。

 いっそ、そういうものは思い切って築地とかへの出荷をやめて、地元に来ないと食べられないようにしちゃえば、観光も盛り上がっていいのでは?と思うのは私だけでしょうか。流通コストや中間マージンが発生しない分、数ヶ所廻れば交通費ペイできてしまうかもしれませんし。生産地に腕のいい料理人がいないなんてことはなく、むしろ素材にほれ込んだ人が全国から結構移住してきたりしてるので、ちゃんとしたグルメツアー企画をすれば、観光のついでに岩手のいいところを外側の目線で再発見してくれる人も増えて一石二鳥だと思われます。

 どれほどの苦労と、どれだけ優れた環境の上でそれらの食材が市場に出ているのかも、地元に来ればわかるわけですしね。根幹になるものを知らずただ口に入れるだけ、よりはずっといい傾向だと思います。

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