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2007年2月 2日 (金)

なみだのきんようびモード

 日付変わった直後にまず「ひだまりスケッチ」で涙出るほど大笑いして、
 直後に「Kanon」でマジ泣き入って、
 そいで午前中に「ネギま!?」でまた涙出るほど笑って、
 夕方にその翌週分の「ネギま!?」を見て同じように。

 いやぁ、「ひだまりスケッチ」はすごく好いですよー。
 ネギまと同じで新房監督のSHAFT作品ですが、お得意のコラージュ効果とかが素材いいせいかネギまよりもきれい、というか画質全般ひだまりスケッチの方がきれい。HDじゃないはずだけど…。お話も不思議面白いし、絵も好いし。キャラ立ってるし。でも私がひだまりスケッチで一番びっくりしているのは新谷良子さんの芝居なのです。

 ゲーマーズエクスプレスでギャラクシーエンジェルの初回を見た時は「うわーなんか素人娘さん引っ張ってきたなぁ」って感じでしたが(笑)、先に「実はこのお嬢さんはシンガーとしての実力がなかなかかも」と思って気に入って、でもGAでの芝居はあんまし変わらなくて。他の番組でも見るけどそんなに台詞が多くない。で、ここにきてこれ。
 凄くうまくなったじゃないか、と。なんていうか、素の新谷さんが喋っているかのような自然な演技で、沙英さん役ばっちりハマってます。

 ネギま!?もかなり凝った映像になってますが(ってゆうかよく2本並行するなぁとびっくり>新房監督)、こちら(ひだまり)は登場キャラの人数に頼らない演出をしてる分、キャラの描写がより丁寧な気がします。主題歌もいいし~。(OPとEDが別CDなのは残念ですが)そういえば冬コミでよくわかんないままにゆのたんお面を受け取っていたのですが、今それは某女性プロデューサーさんの手元に(笑)。あの時点では気にもかけてなかったんだけどなぁ。失敗したなぁ。ちゃんと全員分お面あったんだそうで。企業ちゃんと3日とも行けばよかった。

 で、Kanon。今日のはもうクライマックスで、実は佑一でなく栞さんの方に感情移入しちゃってたんですが(/_;)。もーここ数週溜まりに溜まったものがだーっと涙腺からって感じでした。でもちと気になるのは(当初の散漫な展開のツケっぽいですが)2クール使ってなおシナリオのメインキャラクターの出番終わった後の切り替えが早すぎじゃないかと。作る側も相当悩んだとは思うんですが、これは尺がいくらあっても解消し得ないことで、いっそキャラは絞るべきだったかもと思うんですが…でもどのシナリオ切っちゃっても惜しいしなぁ…。序盤以降はパラレル的に全く別展開を特定のあたりから分岐で作って、そのミックスでヒロイン複数でも良かった気もしますね。正直すぎる作りで逆に違和感生んでるので、少しズルしてもよかったんじゃないかと。でもこの番組が傑作であることに変わりはないと思います。DVDでは映像密度足りないので早く次世代ディスク版を~。いやほんと、アニメでも映像美が視聴者心理に訴えかける要素たり得るのだと毎週痛感しています。この作品は然るべき環境で観ないと勿体無いです。

 で、ネギま!?ですが。黒薔薇男爵バレバレすぎで吹きました。だって、序盤も序盤でお姉さん出てて、なのに沢城さんのエンドロール上での役所はシチミということになってて、ああ、これはもう沢城さんの演技力で牽引だなぁと、そっちですぐわかっちゃった。あの声が出る人はあの人数のキャストなので他にもいるけど、近い傾向の人だと逆にバレるもの。キャスティングの最終決定した人は全面的に沢城みゆきさん信頼してますな。人として一番伸びる時期に最前線で多数役こなしたのは確実に彼女の武器になってると思います。っとまぁそんな細かいとこつつかなくても十分ソツなく面白くて、「原作影も形もない」はかえって正解だったと思います。一度原作通りにやって大勢評価で「失敗」の烙印を押されちゃってるので、そのままのリメイクは同じTVという土俵ではどう考えても無理だったでしょうから、「おいしいとこだけ使う」今回のやり方は「自分が頑張って描いた原作に泥塗られた原作者」としては逆に安心なんでは。違う作品として本人も楽しめるでしょうし。しかも、「この作り方でも講談社もコナミも問題なく儲かる」。商業的にも成功。完璧です。困るのキングレコードくらいでしょう?(笑)前みたいなあざといのは無理。でも歌自体は今回もいいし、CD売る側も損はしないと思いますが。DVDの本数が出るのは間違いなく今回でしょうし。
 前に原作を読ませてもらった時、ただのハーレムまんがでなく各キャラを丁寧に設定してるとこが偉いなぁと思ったのですが(消化しきれてるかは別として)、それを理解して膨らませている度合いは間違いなく今回が上だと思うので、今回をしてよく言われる「原作壊し」は実は前作の方で、本当の意味で原作に忠実なのは今回なのかもしれません。あのまんがのどこ見ます?キャラクターの個性でしょ?なら今回の方が料理の仕方は確実に上手い。

 (前作関係者に遠慮して)絶対ホンネは出てこないでしょうけど、演じてる側も今回の方が楽しんでるんじゃないかなぁ。テンプレに頼るだけのベタ作品なんて、演っててもぺらくて「なあなあの空気」の中ぬるく進行するだけでしょうし。人数揃えりゃいいってもんじゃないって部分で多少今回の音響担当さんが沢城さん使った部分に意地の悪さは感じますが(笑)、それはいいものを見たい(安直なものを見たくない)側としてはかえって痛快です。

 てな感じでいろんな事を考えさせられる作品です。自分でもこの原作者さんの作品にハマったのは意外でした。引き出しをいっぱい作って一度開いてみせて、その使い方は見せてくれない人だよなぁと思ってたんで興味が今まで沸かなかったんですが、今なら原作読んでみようかなという気にも多少なります。キャラに思いいれができたから。

 

 そんなわけで以前(あさっての方向。の頃)は沈みがちな涙の早朝だったのがひだまりスケッチのおかげで多少軽減されています。今が金曜一番いいバランスかも。BSJのネギま!?の直後は赤ずきんだし。でもKanonも佳境で、あれ終わっちゃったらなんというか胸の中にぽっかり風穴状態かも。ローゼンメイデン3期まではまだまだかかりそうですし、間に何が入るのか微妙に気になりますねー。

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