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2007年1月30日 (火)

ナリが素晴らしいだけに惜しいモード

 実はこっそりCX-7試乗済みです。岩手で1月にドライコンディションで安定して試乗できるなんて普通ありえないんですが、今年暖冬で(今日の予想最高気温なんてなんと8度。ビート動かせるって;夏タイヤのまんまで)なんとかなっちゃいました。

 岩手マツダ仙北店にヲサデミオの定期点検を頼んでいる間、岩手マツダ上堂店に営業の西塚さんの私有の初代MPV(シヴい!)で行ってきました。上堂店は何度か書いてるとおり「盛岡北エリア試乗コース」を使うお店なので(4号~四十四田~松園ルート)試乗は期待できました。

 事前に受けていたコックピットドリルでその豪華装備に驚きました。およそ必要なものは全てデフォルト装備です。(ナビ、バックカメラ、左ドアミラーカメラ)バリエーションはミリ波レーダーくらいだそうで、ほぼ単モデル構成という感じです。
 内装で唸ったのはシートの収まりの良さとシフトの位置です。パドルシフトいらないですね。前後調整程度でばしっとジャストの位置に収まったので、私個人は身体的相性はいいようでした。外装で唸ったのはやはり「顔」。凄まじい迫力が。性能はともかくカイエンでどかない人でもCXに後ろにつかれたら確実にどく筈です。色男ですが怖いです(笑)。サイドのウインドウ外周りにメッキのモールを施してあるので、側面の印象もカイエンに負けてないと思います。で、ドアがものすげぇ厚いです。普通のドアの外側にさらに外板つけたような構造になってます。なんちゃってにならないよう剛性感には気を遣ったそうで、ランドローバーもかくやというノリでラダーフレーム組んであるとか。ムラーノやハリアーとの差別化はかなり意識したようです。

 で、走らせてみました。シフトの位置とステアのLtoLバランスが気に入ったので、左手はずっとシフト上、右手はステアで運転していました(注:6ATですw)。走らせてすぐ感じたのは「この脚癖、特にハーシュネス解消の解釈はBMWのそれだなぁ」というもの。突き上げはあえて出すんだけど、小さく、素早く止めて揺り戻しを一切残さないという、普通に考えると「固めかな?」と思う脚です。ハリアーやムラーノが外観のスポーティーさとうらはらにあえて緩めてサルーン志向にしているのとまるで対照的でした。
 ちと困ったのが横Gの発生量。高速入力をやると後席だけでなく助手席も振り回されます(^^;。こっそりヲサが洩らしていましたが、「あれ長時間助手席いると絶対酔うなぁ」とのこと。スタッドレスでその足つきと曲げができるのは性能と言えるのかもしれませんが、快適性という意味ではだいぶ低めです。NVHでしたっけ、VはともかくNとHはつらい;

 とはいえ相変わらず感心したのはアイドルの時の静寂。最近のマツダは回さなければ本当にエンジン静かです。止まってんじゃないかと思うほど。しかし、加速をかけたときの感覚は、シーケンシャルを使っても記憶の範囲でMPV23Tのそれにちょっと体感で及ばない感じ。アイポイントのせいかな;あっちの方がぜんぜん重いんですけどねー。

 ナリは本当に良くて(面構えはもう屈指のお気に入り)、イメージとドライブフィールのギャップに悩んだんですが、この車もうちょっと頑張ってマグネティックライドか何か可変サス制御と、あとターボじゃない排気量寄りの大トルクエンジン入れればもっとずっと良くなると思います。現状、折角の素性が勿体無い感じ。V6の3.2Lあたり入れた上で、サス制御で乗り心地改善すれば、トゥアレグあたりと余裕でケンカできる商品だと思います。(既にカイエンとケンカしてるようですがw)マツダはこの車、本腰入れて丁寧に育てたほうがいいですよ。ラゲッジ床下にバッテリー十分入る空間あるのもチェックしましたんで、ハイブリッド化でハリアーにぶつけるのも視野に入れていいと思います。とりあえず、バックミラーに映って恐い日本車という視点では現時点でナンバーワンであることは保証しますw。はるかにでかい筈のメガクルーザーより恐い。

 現状の感想は「とてもいい素材」。最近マツダは一発目で完成品を出しませんね~。大マイナー後に本物が出るモデルが多いような(笑)。(デミオ除く)

 そういえば悔しかったこと。車検残ってるランティスクーペのMTが12万(乗り出し19万)で仙北店にあって、欲しかったんですが任意保険料金が捻出できなくて断念したこと。欲しかった…いやマヂで。

 余談ですが、再開していたトラックバック受付、あまりにスパムが多いので面倒になったのでまた切ります。まともなトラバ打って下さってた皆さんごめんなさい。

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コメント

あくまで100%想像ですが、やっぱりアメリカ向けに分かりやすいスポーティーさを出そうとしたんじゃないですかね。
はっきりいってこの分野では最後発になるわけで、その中でその他大勢の中に埋もれないためには、やっぱり見た目だけじゃなく、ちょっと乗っただけでも分かるスポーティーさを出そうとしたのではないかと。それがちょっと下品な足回りの味付けやらステアリングのゲインに出てるんじゃないか。

ちなみに、これも聞いた話なんですが、アメリカでは本来ターゲットとした層より、もっと上級なクルマを買うようなユーザーが、エクステリアデザインに惹かれてCX-7を観にディーラーに来ているそうなんです。でもその人たちはインテリアを見て、ガッカリして帰ってしまうという。(汗)
もっともアメリカではさらに上にV6を搭載したCX-9が用意されるわけで、乗り味も含めて上品なのはそちらに任せて…ということなのかもしれません。

ただ、このクルマEU向けもあるようですが、そちらはさすがに日米仕様のままじゃ200km/h前後で連続走行するあちらの要求には到底応えられないので、セッティングを変更してるという話もあるみたいなので、将来的にこちらが日本仕様にフィードバックされるかもしれませんね。(これに関してはマジで私の憶測なので誤解なきよう)

p.s.
MPVとの加速の差ですが、少なくとも絶対値では確実にCX-7の方が速いはずです。軽量だし、加速重視でローギアードになってるし。やっぱりアイポイントの差?

投稿: しろなのStrikerS | 2007年1月31日 (水) 00時00分

なるほど(笑)。その「もっと上級層の顧客がエクステリア見て」ってのは大納得です。正直、このジャンルの車の中ではデザイン傑出してますもんね。カイエンが目指して「ポルシェというデザインの枷」で飛び出せなかった世界を具現化してる感じで。
確かになんでかああいうスペシャルSUVって総じて内装は豪華な気がします、そこはリサーチ不足ということで、次回の課題でしょうか。(テレインコントロールを含む本格AWDであれば、もっと大雑把な内装でも許されたかもしれません。いずれにしろ、外装のインパクトに対して中身の部分で「腰が引けてる」のが難点でしょうね)BMWがX5/X3と2ライン揃えるにあたって、両車間に装備的な差異を設けなかった(というより、BMWは全体的に一定以上のクオリティを保持してる、が正解ですが)あたりに学ぶべきだったかもしれません。9が高級であることは、7がローファイでOKという理由にならない気がします。
しかし個人的にはBMWのX3よりはいい買い物だと現状でも思います(笑)。ただし、日本で乗ることを前提に。とはいえ外観だけで2~3倍上の価格帯の車を食ったってのはやっぱり凄いことです。それなら差を1.5倍程度まで縮めて中身をもっと引っ張るのも当然ありでしょうし、米国のチューナーならデコレーション当然やるでしょう(笑)。カスタムベースで流行るんじゃないですか?

で、MPVの方が速かったんじゃないかという錯覚については、アイポイントの差と、脚の落ち着きかもしれません。同じテストコースを使ったんですが、ライントレース感でもMPVの方が好印象だったので、コーナーでの立ち上がり加速などで直感的にマージンをより多く感じたのかもしれません。200kg以上軽いわけですから、MPVのが遅くなきゃ物理的におかしいですよね(^^;
私がそれくらいMPV23Tを気に入っている、ということなのかもしれません。(ミニヴァンだとこれか、トラヴィックの中古にしか興味はありません)逆にSUVだと、現状ではアウトランダーのGの5シーターにしそうです。

そうそう、細かいことなんですが、高級感を上げたければ全てのドアの開口部後方に反射板入れないと駄目です。特にリヤゲート。円にして3桁の部品でしょうから(笑)、消費者意見として上げておいてもらえませんかw。バニティミラーの照明とか、あるなしで差が出る安価な部品が結構あります。リヤゲートのクローズ用グリップの素材1つでもわりと印象変わりますよ。車体全体で部品代にして1万円分にも満たない追加で配慮激変する部分があるので、そゆとこ気にしてほしいです。

投稿: ぬまにゃん | 2007年1月31日 (水) 00時46分

広島市民、マツダ車ユーザーとしてはこうして取り上げてもらうだけでもなんかうれしくなっちゃいますね。余談ですが株を始めた頃マツダを買うかどうしようか悩んだ挙句他の自動車メーカーの株に手を出し、今は悔やんでも悔やみきれない状況なのは秘密です(w

ロードスターほしいのですが、家族の車の用途とか考えるとコンパクトカー以外に選択肢が無いのがツライデス。

投稿: おでん | 2007年1月31日 (水) 08時09分

サークルの事情に関係なく(笑)、私個人オーナーではないもののマツダはわりと贔屓の会社ということもあり、とはいえ評価自体はわりと厳しい感じで見ています。それでも毎度そこそこ以上の高評価をたたき出すのですから、マツダはたいしたもんだと思います。乗るときに乗り出しから欧州車を意識しながら比較するのは、マツダとホンダとレクサスだけですからねー。

最近のマツダ車は若干大振りな車が増えましたが、次のデミオが今よりさらに小さいそうなので、おでんさんの希望に沿うものになると思います。中古でもOKなら、現行デミオのMC前のモデルの走りは初代ロードスターのそれによく似ています。
乗らないとわかんない!とずっと言ってたら、本社広報もわかってたようで最近は「100m乗ればわかる!」がキャッチコピーになってますね(笑)。実際それだけのインパクトと他社に対するキャラ差はあるように思います。

投稿: ぬまにゃん | 2007年1月31日 (水) 08時25分

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