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2006年10月31日 (火)

こりゃまた強引な(笑)モード

 TT(2.0TFSI)乗ってきましたっ!

 お店行くなり込んでて、あらびっくり駐車スペースないかもという盛況ぶりに開店以降ずっとアウディ岩手を応援している自分としては嬉しくなったのですが、ちょうど私が着いたときに別の方が試乗始めるとこで。置いてあるのと動いてるたたずまいって違うわけですが、横のアピアランスは意外や「まさしくTT」のそれ。あんなにサイズアップしてるのにね。駐車場で旧型オーナーさんの同色のTTクワトロスーツと並べて置いた時、なんてのかな、顔があれほど違うのに、「同じ方向を見ている」って感覚がひしひしと。
 なんというかTTはTTだなぁと。この調子で行くならモデルチェンジの度買い足して行きたいとさえ一瞬思いました(笑)。

 だいぶ待ちましたがようやく出番。今回はミッションがDSG1本なので、グレード間では純粋にエンジンと駆動輪以外に差はない感じです。しかもFFもTFSIなので、出力的にはかなりいい線行ってると思ってOK。慣れたVWアウディ系のコックピットに収まって(今回プレミアム性が上がってて、FFでもシートは電動です)アジャストかけてみたらこれがまぁすっきり。もうちょいコラム下げられてもいいかな?と思ったけど、少しシート座面を立て気味にしてやると合う感じ。で、シートバックは若干寝かす。あまりに体にしっくりきたんでびっくり。パドルシフトついてるけどセレクターレバーに手が伸びちゃう感じ。いやいやこれはいいよ、格段の進化。是非このレイアウトでMTに乗りたい。

 アクセルペダルがオルガン式なのが不思議でしたが、理由は踏み込んでみてわかりました。かかとのとっかかりがないと加速G負けしてアクセルコントロールが乱れます(笑)。なのでこれで正解。で、そのアクセル開度ごとの反応が面白くて、だいぶDレンジの挙動を練りこんだ印象。正直、普通に走る分にはパドルとか触れないほうがいいと思うくらい、意に沿う動きをします。もちろんDSGをマニュアルで操る楽しみもありますが、むしろそれは減速側で発揮される感じ。加速は車に任せちゃったほうがいいです。(低回転域でMTっぽく使うと上げのときわずかにショック出ます。ほんとにわずかだけど)

 直線に出てまず踏んでどびっくり。とんでもねぇトルクでESPの警告灯が激しくフラッシュしつつスキール音までも。で、昨今のFF車とまるっきし逆傾向の味付けなんですが、トルクステアがものすごい。わざと出してるだろってくらい出ます。で、ハンドリングは若干軽め。そして車体の安定感はもう鬼のようにあって(先代の3.2クワトロ以上じゃなかろうか)、剛性も「これ以上上げたら競技車両だろ」レベルで。しかもタイヤは18インチの確か45。ようするにもうべったり張り付いて進行すべき方向以外にぶれる様子皆無。これってどういうことかと小さい脳で分析した結果、ようするに「車を信じてトルクステアで舵安定させて強引に引っ張ってけ、後ろは車に任せろ」ということであるな、と。

 車体は明らかに先代FFより軽くて、でも安定感のレベルは先代クワトロとどっこいかそれ以上。なんてのかなー、ちょっと変わってるんだけど、ようは凄い勢いで引っ張ってもらってるけど後ろの追従が的確すぎるくらい的確で、必要なら羽出してさらに後ろ押さえられるので、引っ張られてるけどその引っ張ってるものの存在感が希薄なほど頭軽い感じで、本当に奇妙な感じ。ほらほらまだまだ踏めちゃうよぉ?という誘いがあるのはRのきついコーナーでも常時おんなじで、トルクが余っちゃっても電子制御介入でぎりぎりの線で押さえちゃうので飛ばない。なのでコーナーでもぐいぐい踏めて、やばくなるといい感じで余力が抜けるの繰り返しになるので、ものすごい強引に曲がっていきます(笑)。しかもまぁエンジンとミッションのマッチングいいんだこれが。とんでもない加速します。オイオイと思うくらいの(^^;。で、速度感が希薄なのは相変わらずで、クルージングペースだなと思うあたりでまとめてメーターに目をやるとぴったり3桁のタイミングですw。今回は車体が軽いもんだから、前にも増して自然にぴしゃっと止まるしねー。追い越し加速で凄いことになっても次の瞬間半分以下の速度持っていけるし。もう完璧スポーツカーなんだけどねー。乗り心地いいんだよねー相変わらず(笑)。ぶっちゃけ直後に試乗したカローラよりよかった;

 この芸風は電子制御得意でかつ安定感の概念を強力に理解しているアウディだからできる芸風で、他所だとちょっとできなさそうです。マイナスイメージのあるトルクステアを制御方法に盛り込むんだから、ちょっと凄い。逆転の発想なわけだけど、果たして他所に真似できるのかね、と。

 あんまり速いんで「自制の枠を設ける」という意味でMTが欲しかったです。DSGがレブリミットでオートアップかかるのは相変わらずだから。いやはや、この「利口な荒馬」っぷりを体感すると、俄然クワトロのほうのしつけも気になりますな。遠からず機会があるそうなので楽しみに待つとします。

 

 おまけ。カローラアクシオの1.8の4WD。なんとかいうグレード名だったけど忘れた。ぶっちゃけ凄く普通。良くも悪くも。普通の今風のセダンの内装になって事務的なとこがなくなっちゃったのが逆に残念なほどだったし、CVTの追従は自然でもたつき感ないんだけど、学習が早すぎて信号待ち加速で踏むクセをものの5分で覚えちゃう。回転数上がり気味になって結構エンジンが騒ぐので、実は宣伝されてるほど静かな車じゃない。トルクが洩れてる感じはないしツキもいいけど、遮音はまだまだ。サスも悪くないけどなんてのかな、まさに「一味足りない」って感じで。落ち着いた車かと思うとメーターは子供っぽいし。客層がよくわかんないです。これならベルタだねぇ…。

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