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2006年1月 7日 (土)

携帯とメモリカードの不思議モード

 W-ZERO3を使っていて非常に不便な点に、メモリカードがminiSDであるという点がある。フルサイズのSDに比べ価格容量比で劣り、信頼性も正直低い。ずっとSDでやってきたシャープがここのところこぞってminiSDにシフトしているのは正直理解に苦しむ。だもんで、ここぞとばかりにWILLCOMの窓口フォームで苦言を呈しておいた。

 ある友人は言った。携帯電話はキツキツに部品を詰め込んであるのでわずかな余裕が大事なのだと。残念ながら昨今の携帯電話で、そこまでやっているのはせいぜいソニエリのPremini系程度である。ようは友人の持論は浪漫に支えられた妄想の域を出ない。
 実は携帯電話の類は故意に大きく作ってある。過去にPHSで小さくできるだけ小さく作ったら、逆に評判が悪くなったという事例があり、以降この手の端末は一定の水準以上の大きさをキープするようになった。NTTパーソナルの頃からPHSを使っていた人間には有名な話だろう。

 加えて、これも複数の端末でちょっと裏蓋開けてバッテリーを外せばすぐわかる事だが、miniSDとフルSDのカード受け部品のサイズの差は実は無いに等しい。(フルSDでもメモステProDuoのそれより確実に小さい)私が見た範囲では、フルSDを使うV603SHのカード受けの方がW-ZERO3のそれより小さかった。本末転倒である。さらに言うなら、W-ZERO3は同種のPDAと比較した場合、同程度の表面積の他に2.5倍程度の厚みを持つ。他のPDAにはCFとSDが当たり前に刺さる中、W-ZERO3に刺さらない道理はない。バッテリーを外したW-ZERO3の裏面は、理由はよくわからないがすっかすかだ。持ちやすさを考慮したのかもしれない。とにかく、他のデバイスとの連携を考える上でも、価格容量比でも、加えてシャープ自身の過去のメディア使用実績でも、miniSDをチョイスする理由は1つも無かったのだ。とにかく理解に苦しむ。miniSDが中途半端な仕様だったのは、microSDが出た事でも明らかだろう。大は小を兼ねるが、釣り針以外に逆の例はない。WILLCOMには英断を期待したい。

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コメント

話はわかるというか、あたし自身W-ZERO3にはCFスロット積んでほしかったくらいに思っているのだけど、これの4ページがSDカードスロットの図面で↓
http://www.jae-connector.com/jp/pdf/SG1.pdf
同じ会社のminiSDだと↓の2ページ。
http://www.jae-connector.com/jp/pdf/SC1.pdf
厚さで1ミリ、奥行きに至ってはまる10ミリ差がついちゃうんですわ。なにしろ体積比だとSDカードとminiSDで、あれで実は1/3強になってる。
SO505iSで(メモステDuoですが)既にこんな有様で、
http://www.bekkoame.ne.jp/i/nakatajun/SO505b1.jpg
http://www.bekkoame.ne.jp/i/nakatajun/SO505b4.jpg
4の左側は神聖なバッテリー領域、右の黒い箱がご大層なカメラモジュール(AFなし)なので、技術者が「とりあえずこっち前提」で開発しちゃう気持ちはわからなくないです。
もちろん両スロットとも一部機能(プッシュイジェクトとか)諦めたり基板実装諦めて空中ぷらんにしたりと太ったり痩せたりする要素はあるんですが一般論としてはそうです。
まあ、それはともかくとして、W-ZERO3は既存携帯ほどキツくないんだからもう一個、個人的にはCF、少なくともSDIOすろっがあれば、MicroDriveなりGB級メモリなりBluetoothなりGPS(Mioのが使い回せそう)なり発達可能性あったのに、との考えには同感です。
むしろ、この価格でVGAのPDAが暴れてもらっちゃこまる、という横槍がどっかからあったのかもというのは下司の勘繰りですかね。

投稿: なかた@T | 2006年1月 7日 (土) 04時50分

どうもここのアッセンブリの使用実績はSHではないようで。ちなみに比較対照とした携帯にはAFどころか光学ズームモジュール入ってて、その上でTVチューナーモジュールとモーションコントロールセンサー入ってますが中身はわりとスカスカです。
だからね、ソニエリは例外(笑)。あそこの端末「だけ」妙に小さいです。あとはパナくらいか。小型化をやめているのは本当。FOMAカードのせいで大きくなるのかと思いきや、実は同じFOMAでも7と9であれだけ大きさ違うわけで、小型化に固執する理由は各社あまりないのが実情です。事実、東芝は最近になってminiSDはやめました(シャープと入れ替わりで)。とりあえず薄型小型が良ければソニエリかパナを買えばいい話で、パナの薄さが欲しければminiSDなりマイクロSD使えばいいじゃんという話であります。他の端末はそれほどきゅうきゅうではありません。シャープは全端末プッシュイジェクトで、ようするに構造的には余裕ありすぎです。モノを見てきてほしいのですが、V902SHがフルSDでUSIMカード入り、光学ズームつきカメラ入りですが、サイズは最新でminiSDになったV903SHと同じです。
私の端末ともほぼ同サイズですが、あちらはTVが無いかわりにBluetoothなどを積んでます。カメラは3Gなので2つ。
とりあえず確かなことは、一部ユーザーが望んでいるほど、メーカーもキャリアもユーザーも端末の小型化を望んでいないということです。それならminiSDを使う道理はこれっぽっちもありません。もし余程無理な構造や小型化をしてない端末で、構造空間に余裕がないほどの端末があるとすれば、設計が余程無茶か以下略といったところでしょう。

それを踏まえた上で、ZERO3の裏蓋を開けると「どうなっとんじゃワレ」となるのはむしろ自然かと(^^;。バッテリーがでかいせいで現状CFType2は無理ですが、あれはバッテリーの形状を変更すれば済むことで、より大容量なバッテリーを積めるだけでなく、CFスロット搭載も不可能じゃないです。現状の使いやすさを支える軽さは損なわれますが。
機会があれば裏蓋を開けて、とりあえずスピーカーまわりにゲンナリすることをお勧めします。あんなくそでかいのにでかい音も出ない安スピーカー入れる空間があったらもっと他のもんが入ります。電池外して隙間覗けば広大な空間にがっくりでしょうし。とりあえずあの端末に「集積」という観念は当てはまらないようです。

投稿: ぬまにゃん | 2006年1月 7日 (土) 09時14分

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